脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「これでセクハラなんて…」新人男性への“励まし”で、厳重注意された30歳女性。悪いのはどっち?

「これでセクハラなんて…」新人男性への“励まし”で、厳重注意された30歳女性。悪いのはどっち?

“受け止め方の違い”があることをまず理解

現在の職場では、「容姿」や「恋愛」といった個人的な領域に触れる発言はハラスメントと判断される可能性があります。かつては“褒め言葉”や“場を和ませるための冗談”と受け止められ、自分たちが先輩や上司に言われてきたかもしれませんが、考えをアップデートする必要があるのです。たとえ悪意がなくても、上下関係のある立場からの言葉はどんな内容も圧力になり得る……それが今の基準です。

ハラスメント佳苗さんの感覚は「悪気がなければ大きな問題にはならない」「励ますつもりなら伝わるはず」という時代のまま止まっていたのかもしれません。一方で山田さんは、「仕事の指導とは関係のない、容姿や恋愛の話題に触れられた」「子どものような失礼な扱いをされた」と感じた可能性があります。

今のコンプライアンスでは、どちらが正しい・間違いというよりも、そうした“受け止め方の違い”があることをまず理解し、その感覚を軽く扱わない姿勢が大切なのではないでしょうか?

相手の感じ方に耳を傾けながら、伝え方を見直していく

この一件以降、佳苗さんは山田さんへの言葉遣いの指導から手を引き、必要最低限の業務連絡しかしなくなったそうです。

善意や励ましのつもりでも、その受け止め方は人それぞれ。時代とともに、職場で求められる距離感や言葉選びも少しずつ変わってきていきます。

「これくらい大丈夫」と思っていた一言が、誰かにとっては重く感じられることもあるのかもしれません。だからこそ、相手の感じ方に耳を傾けながら、伝え方を見直していくことが、これからの職場ではより大切になっていくのではないでしょうか。

<文・イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop



配信元: 女子SPA!

提供元

プロフィール画像

女子SPA!

女子SPA!は出版社・扶桑社が運営する30~40代女性向けのWebメディアです。恋愛、結婚、仕事、育児、さまざまな人間関係や価値観など…“リアルを生きる女性たち”に役立つ情報をお届けします。