母乳外来で起きた衝撃の出来事
そして、産後2週間が過ぎたころに迎えた2回目の母乳外来。その日は、初対面の助産師さんが担当でした。実際に授乳をしてみると、母乳は分泌しているものの赤ちゃんの口が小さくて、まだうまく飲めません。
助産師さんはそんな私の授乳の様子を見ると、開口一番に「まだ直接吸えてないの? 今無理ならこの先も無理だと思うから、あきらめたら?」と言ったのです。私は突然のことにびっくりしてしまい、その日はそのまま帰宅。
もうあきらめたほうがいいのかな? と不安になりましたが、それでもわずかな可能性に期待してあきらめずに練習を続けていた私。すると、少しずつですが練習の成果が見えてきたのです。
生後1カ月が過ぎ、3回目の母乳外来へ。前回とは別の助産師さんが担当でホッとし、前回の出来事を話すと、「赤ちゃんもだんだんじょうずになってくるから大丈夫!」とやさしく励ましてくれました。そしてその言葉通り、その後ほどなくして母乳育児は軌道に乗ってきたのです。
あきらめたほうがいいと言われてショックを受けましたが、1人の意見だけで不安になり落ち込む前に、いろいろな意見を聞くことが大事だと感じた出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:松田玲子(助産師)
著者:奈月かおり/30代・女性。2017年生まれの男の子のママ。若いころの経験を活かしておうち英語に奮闘中。現在は、チャイルドコーチングの勉強に励んでいる。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

