もし趣味がつまらなくなったら?
Q.趣味だった読書や動画視聴が、急に「苦痛」や「面倒」に感じるようになりました。性格が変わってしまったのかと不安ですが、どう向き合えばいいですか。
うるかすさん「趣味や興味のある物事が楽しくなくなった、つまらない、苦痛と感じるのは、心理学の用語では『アンヘドニア』(快感消失)と呼ばれています。
アンヘドニアはうつやPTSDなどの精神疾患に代表的な症状の一つです。このほかに不安やストレス、悲観的になる、睡眠障害など複合的な症状が続いている場合、性格が変わったというよりも精神疾患が要因となっている可能性もあります。
『好きなことをしてもつまらない』と感じる場合、趣味だったことだからといって無理に向き合おうとする必要はありません。『以前は楽しかったのにな』と感じてつらくなってしまうよりも、新しいことをしてみたり、『楽しもう』と思わずにただ準備だけしてみたりと、自分のペースで趣味と向き合ってみることが重要です。それでも何もやりたくないと感じたら、休息やぼーっとする時間を脳が欲しているサインかもしれません。
そうして過ごしているうちに、もしも『今日はあれをやってみようかな』と心が動くきっかけとなるタイミングが見つかったら、心や気力が回復し始めているサインです。少しずつ、『楽しみたい』『興味があるかも』と思える気持ちが戻ってくるのを待ちましょう」
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「今までとなんだか違う気がする」という感覚のときは、疲れやストレスなど、何らかの影響を受けていることが少なくありません。無理をしないためにも、「今ちょっと疲れてるかも」「休むべきタイミングかも」という心の声を、しっかりと聞いてあげられるとよいですね。
