「病院」に預けてでも守りたい。深化するメンテナンス
長年連れ添ったぬいぐるみは、当然ながら綿が潰れ、生地は薄くなります。こうした「相棒」をどうしているのかといえば、現代の大人たちは驚くほどの手間と費用を惜しみません。
「定期的に綿を入れ替え、ふかふかの状態を保っている」「ぬいぐるみ専門の病院に預けて“オペ(修復)”をしてもらった」という声も珍しくありません。数か月待ちの予約リストに並び、数万円の費用を払ってでも元の姿に近づけたいと願うその姿勢は、もはや「物」を扱う域を超え、大切な家族をケアする愛情そのものです。
最新の「ぬい活」ブームは、こうした潜在的なぬいぐるみ愛を持つ大人たちに、堂々とその愛情を表に出す機会を与えました。執着か、愛情か。その答えは、彼らがぬいぐるみに触れる瞬間の穏やかな表情の中に、すでに生かされているのかもしれません。
(LASISA編集部)

