『ラヴ上等』で描かれる「ジャパニーズ・ヤンキー」
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『ラヴ上等』では“売られたケンカは全部買う”、“刺激のある男がいい”、“一目惚れしたら口説く”とストレートな言葉が飛び交い、白黒つけることに全身全霊でぶつかっていく男女の恋愛模様が描かれる。
かつて暴走族の総長だったキャバクラ経営者や、憎い人物に復讐するために格闘技を始めたという施設育ちの女性などの出演者が繰り広げる物語。その中で、MEGUMIは「ジャパニーズ・ヤンキー」という存在が日本の文化として海外に面白く受け入れられる可能性があると語っていました。
自身の過去と重ね合わせ、ヤンキー的なメンタリティを良きものだと考えていることがうかがえます。
そう考えると、高市総理とMEGUMIは、メイクやファッション、そして女性リーダー論という各論を超えて、もっと深いところで共鳴していたのではないかと想像できるのです。物事の発想や、自身の考えを表明するときの論法を作ることにおいて、ヤンキーであることの根性の強さが活きている。
そういう意味での意気投合だったのではないでしょうか。
報道によると、高市総理には気心の知れた腹心がいないといいます。ひょっとすると、今回それが見つかってしまったのかもしれません。
4月13日の首相動静に燦然と輝く34分という数字。これこそ高市早苗とMEGUMIの強い絆を映し出しているのです。
<文/石黒隆之>
【石黒隆之】
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter: @TakayukiIshigu4

