黒柳徹子が司会を務める「徹子の部屋」(テレビ朝日系)が17日に放送され、女優の野際陽子さんをゲストに迎えた回の映像の中で、野際さんが出演したドラマで佐野史郎が演じ、流行語にもなったマザコン息子「冬彦さん」を「非の打ちどころがないですよね」と語る場面があった。
この日の放送は、傑作選として過去の放送回から名作ドラマで母親役を演じた野際さん、大原麗子さん、市原悦子さん、佐々木すみ江さんたちをゲストに迎えた際の映像で構成された。大河ドラマ「春日局」(1989年)でタイトルロールを演じた大原さんは、実子と離れて将軍・徳川家光を育てた春日局への思いを述懐。市原さんは、大河ドラマ「秀吉」(96年)で息子の豊臣秀吉を熱演した竹中直人の驚きの行動に翻弄された話を明かした。佐々木さんは、「ふぞろいの林檎たち」(83、85、91、97年)で母親役を演じた縁で、何年たっても「お母ちゃん」と呼んで慕ってくれる中井貴一との関係について語った。
野際さんは「ずっとあなたが好きだった」(1992年)に、佐野が演じたマザコン男、桂田冬彦を溺愛する母、悦子役で出演。当時を振り返り、「やってる時は、(冬彦を)かわいいと思わなきゃできませんからね。ああいう人でもね。かわいいかわいいと思ってやってましたのでね、いつの間にかホントにかわいくなってきて。この子は本当にいい子じゃない」と気持ちが変化していったと説明した。「だって、親には逆らわないし、お勉強はできるし、まあ顔もそこそこだし」と美点を挙げていくと、徹子も「そうそう、非の打ち所がないですよね」と同調。続けて「でもあなたにとってはいいけど、嫁にとっては大変じゃない? ああいう旦那さんいたら。嫌だと思うでしょ?」と手のひらを返すと野際さんも「私だったら出ていっちゃいますよ」と言って2人で笑った。

