
アジングの奥深さを追求する釣りビジョンの番組『青色アジング』。釣具メーカー「クリアブルー」代表でもある本岡利將が、全国各地のフィールドを独自の理論で切り開いていく。今回の舞台は、熊本県・天草諸島のひとつ「御所浦島(ごしょうらじま)」。静寂に包まれた冬の海でナイトアジングに挑む。しかし、ロケ当日(1月下旬)は、奇しくも数年に一度といわれる〝最長最強〟寒波が日本列島を直撃する予報が出ていた。冷え込みと荒天が予想される中、本岡はどのようにフィールドを読み解き、アジを引き出していくのか?
荒天ばかりのロケ、お祓いに行くべきか
ロケの1週間前、週刊天気予報が出たタイミングで本岡から連絡が。
本岡「北西風が強い予報で、風裏の東面の漁港も候補地で考えていますが、この風はちょっと厳しいかもしれません」
えっ!またですか??本岡さん!?
この季節、寒波で思うようにロケができないことも多い釣りビジョン撮影班。ロケ日程やロケ地の変更は、〝あるある〟ではあるのだが、『青色アジング』は前回も、急遽ロケ地を変更をしており、他番組と比べてロケの前倒しや大幅変更などが多いのだ。これはもう日頃の行いか、もしくは何か良くないものが取り憑いているのかもしれない。今度、本岡と2人でお祓いに行こうと思う。(笑)
恐竜の島でアジング
アジング仲間に情報をもらったり、事前に下見を行い、「なんとか釣りはできそう」と判断。他にスケジュール確保が難しいとの事情もあり、寒波の中、ロケを敢行した。ロケ地は、熊本県・天草市の御所浦島。肉食恐竜の化石が多く見つかっており、〝恐竜の島〟として有名な島だ。フェリーを降りてすぐの「天草市立御所浦恐竜の島博物館」で番組オープニングを撮影し、ロケスタート。
島の北側にある「前島」との間の水道を狙える堤防から釣り始める。眼の前の前島と、堤防横に暴風壁のおかげで、「ホントに風強いの?」と疑ってしまうほど風がない。アジングはもちろん、風の影響を受けやすい釣りは、風裏を見つけることが大切なポイントとなる。今回は、
・ぐるっと1周できる島であったこと
・北西風をかわすことができる島の東側に堤防があったこと
・北面でも風をかわせる釣り座があったこと
これらの要因が重なったことで、なんとか番組を成立させることができた。

