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「胃カメラ」で見つかる”3つの病気”はご存じですか?医師が解説!

「胃カメラ」で見つかる”3つの病気”はご存じですか?医師が解説!

胃カメラで発見できる疾患と検査の内容とは?メディカルドック監修医が、胃がんや食道がん、潰瘍の診断方法のほか、前処置や麻酔の必要性について詳しく解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「鼻から胃カメラ」はつらい?検査できない人の特徴についても医師が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

木村 香菜

監修医師:
木村 香菜(医師)

名古屋大学医学部卒業。初期臨床研修修了後、大学病院や、がんセンターなどで放射線科一般・治療分野で勤務。その後、行政機関で、感染症対策等主査としても勤務。その際には、新型コロナウイルス感染症にも対応。現在は、主に健診クリニックで、人間ドックや健康診断の診察や説明、生活習慣指導を担当している。また放射線治療医として、がん治療にも携わっている。放射線治療専門医、日本医師会認定産業医。

胃カメラ(胃内視鏡検査)とは?

胃カメラ、正式には胃内視鏡検査は、細い管状のカメラを使用して胃や食道、十二指腸の内部を直接観察する検査です。この検査は消化器の病気の早期発見や診断に非常に有効で、多くの医療機関で実施されています。特に鼻から挿入する方法は、より快適な検査を可能にする選択肢として注目を集めています。しかし、中には胃カメラ検査はしんどいと感じる方がいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、今回の記事では、胃カメラ検査について鼻からの場合と口からの場合、それぞれのメリットやデメリットについて解説します。さらに、検査をできるだけ楽に受けるためのコツについてもご紹介します。

「胃カメラ」で発見できる病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「胃カメラ」に関する病気を紹介します。どのような病気や症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

胃がん

胃がんは、胃の粘膜から発生する悪性の腫瘍(がん)です。日本人のがんの中でも多くみられるものの一つです。
ヘリコバクター・ピロリ菌感染や、高塩分食、喫煙などがリスクを高めます。
胃がんの初期は無症状であることが多いですが、進行すると胃の痛みや食欲不振が見られます。そのため、健康診断で受けた胃カメラ検査やバリウム検査などで発見されることも少なくありません。
早期の段階では、内視鏡的切除が行われます。進行した段階の胃がんに対しては、外科的な手術が主に行われます。病気の進行度などに応じ、薬物治療や放射線治療を組み合わせることもあります。

食道がん

食道がんは、食道粘膜に発生する悪性腫瘍です。内視鏡検査では、初期の異常を捉えやすく、組織を採取して詳しく調べることもできます。原因としては、喫煙や過度の飲酒、熱い飲み物の摂取などが挙げられます。
食道がんも早期段階では無症状であることが多いのですが、進行すると飲み込みにくさや胸の痛みが引き起こされます。内視鏡検査が最も有効であり、疑わしい箇所の生検(組織採取)を行います。治療法は病気の進行度により異なり、早期がんには内視鏡的切除、進行がんには手術、放射線療法、化学療法が用いられます。内視鏡検査により早期発見が可能で、治療成績の向上に寄与します。そのため、胸のつかえ感や違和感、痛みがある場合には消化器内科を受診することが大切です。

胃・十二指腸潰瘍

胃潰瘍および十二指腸潰瘍は、胃酸などによって胃や十二指腸の粘膜が傷つく病気です。内視鏡検査は、潰瘍の有無を確認するだけでなく、ピロリ菌感染の有無や出血の状態を把握するのに役立ちます。ストレスやNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の使用が原因となることが多く、治療にはピロリ菌除菌療法や胃酸抑制薬が用いられます。潰瘍が深く、出血がみられる場合には、内視鏡的な止血術が行われる場合もあります。

配信元: Medical DOC

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