チームラボ《渓谷の森に憑依する滝》©︎チームラボ
「自然がそのままアートになる」——チームラボが養老渓谷を選んだ理由
養老渓谷は、長い年月をかけて養老川が大地を削り続け形成された、房総半島を代表する景勝地です。地球のN極とS極が逆転した痕跡を世界で最も鮮明に残す「地磁気逆転地層(チバニアン)」の上流に広がるこの地は、日本の地質百選にも選ばれた岩肌「黒滝不整合」を有しており、まさに悠久の時間が刻み込まれた場所です。
チームラボが長年取り組む「Digitized Nature」——自然が自然のままアートになるというプロジェクトの一環として、この地が選ばれました。数百万年という時間を内包する渓谷の地層や森を舞台に、今を生きる人々の存在によって変化するアート空間が生まれます。
▼Digitized Nature | teamLab / チームラボ
https://www.teamlab.art/jp/concept/digitizednature/
▼悠久の今の中で連続する生と死 / Continuous Life and Death at the Now of Deep Time | teamLab / チームラボ
https://www.teamlab.art/jp/w/continuouslifedeath-deeptime/yorovalley/
見どころ作品を一挙紹介
本展では、渓谷の地形そのものと呼応する9つの作品が展示されます。
圧巻のスケールを誇る《悠久の今の中で連続する生と死》は、数百万年の歳月が刻まれた巨大な地層の渓谷を舞台に、花々が誕生と死滅を繰り返す映像が展開されます。悠久の時を内包する大地の上に立ちながら、自分という存在が長い時間の連続性の上にあることを、身体全体で実感できる作品です。
▼悠久の今の中で連続する生と死 / Continuous Life and Death at the Now of Deep Time | teamLab / チームラボ
https://www.teamlab.art/jp/w/continuouslifedeath-deeptime/yorovalley/
《呼応する養老渓谷と森》では、渓谷を彩る木々が光り輝きます。それぞれの木の光は自律しており、人が近くを通るたびに色を変え、音色を響かせ、その光が周囲へと次々と伝播していきます。遠くに光の波が広がれば、それはどこかに人がいる証。見知らぬ誰かの存在を、光を通じてじんわりと感じられる体験です。
チームラボ《呼応する養老渓谷と森》©︎チームラボ
《生生流転柱》は、風や雨、湿度など自然環境の影響を直接受けて動き続ける作品。それ自体では構造を持たず、流れの中にのみ形が生まれるというコンセプトは、生命そのものの在り方を体現しています。
チームラボ《生生流転柱》©︎チームラボ
《巌窟の永遠の祈り》では、岩窟の深淵に永遠に書き続けられる書と、一文字一文字を僧が読み上げる朗唱が重なり合い、何十万もの声が連なる圧倒的な音の空間が広がります。
チームラボ《巌窟の永遠の祈り》©︎チームラボ
ほかにも《渓谷の森に憑依する滝》《渓谷の積層する痕跡》《死生不二塊》《蓄積された時間の結晶》《切り取られた連続する生命》《自立しつつも呼応する生命の森》など、渓谷の地形や森と一体になった作品群が夜の養老渓谷を彩ります。
チームラボ《渓谷の森に憑依する滝》©︎チームラボ
チームラボ《渓谷の積層する痕跡》©︎チームラボ
チームラボ《蓄積された時間の結晶》©︎チームラボ
チームラボ《切り取られた連続する生命》©︎チームラボ
▼死生不二塊 / The Non-dual Mass of Life and Death
死生不二塊 / The Non-dual Mass of Life and Death | teamLab / チームラボ
