眼科を受診した方がよい症状と治療方法

花粉症で眼科を受診した方がよいのはどのようなときですか?
受診を考えたいサインは、痛み、強いまぶしさ、見えにくさです。片目だけ急に悪くなった場合も受診を検討しましょう。黄緑色で粘りのある目やにが増えるときは、感染症などの花粉症以外の原因も考えます。
コンタクトレンズ装用中に、痛みや強い充血が出たときは、角膜に傷がないか確認が必要です。市販の目薬を使っても改善が乏しい場合は、花粉症以外の原因が隠れていないか確認するために受診を検討してください。
眼科では花粉症の目の症状をどのように治療しますか?
基本は抗アレルギー点眼薬です。効果が足りない場合は点眼薬の種類を変えたり、ステロイド点眼薬などを追加したりします。重い病型では免疫抑制点眼薬が併用されることもあります。ステロイド点眼薬は眼圧が上がることがあるため、眼科で経過を確認しながら使います。生活面では、外出時の眼鏡や帰宅後の洗顔など、花粉を浴びる量を減らす工夫も組み合わせます。目をこする回数が減るだけでも、症状がぶり返しにくくなることがあります。
眼科で処方される目薬と市販薬の効果の違いを教えてください
差は、診断の有無と治療の選択肢の幅です。眼科では診察で、感染、ドライアイ、角膜の傷などがないかを確認します。花粉症による症状かどうかも含めて整理します。そのうえで、症状の強さに合わせて点眼薬の種類や使い方を調整します。必要に応じて、経過を見ながら使うステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬も選択できます。
編集部まとめ

花粉症の目の症状は、結膜のアレルギー反応が中心です。目薬は、ヒスタミンの働きを抑える成分や、反応の始まりを抑える成分が基本です。
痛み、強いまぶしさ、見えにくさ、片目だけの急な悪化、黄緑色で粘りのある目やにがある場合は、眼科で原因を確認します。
参考文献
『アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第3版)』(日本眼科アレルギー学会)
『アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第3版)第2章 スコープ 1 定義と分類』(日本眼科アレルギー学会)
『アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第3版)第2章 スコープ Ⅳ臨床像と評価基準・Ⅴ診断と鑑別診断』(日本眼科アレルギー学会)
『アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第3版)第2章 スコープ Ⅶ治療:メディカルケア』(日本眼科アレルギー学会)

