俳優の仲野太賀が主人公の豊臣秀長を演じるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(総合ほか)。豪華キャストが顔をそろえる本作で、今後、秀長を支える右腕となる藤堂高虎を演じる佳久創の存在感が、視聴者の間で大きな話題を呼んでいる。佳久といえば、2022年の大河「鎌倉殿の13人」で演じた武蔵坊弁慶の熱演も記憶に新しく、その圧倒的な体格と説得力のある佇まいで注目を集めた。さらに「豊臣兄弟!」には、「鎌倉殿」で源義経を演じた菅田将暉も竹中半兵衛役で出演しており、時代を超えた再共演にも期待が高まっている。
「豊臣兄弟!」とは?
天下人となる豊臣秀吉(池松壮亮)を補佐役として支えた弟・秀長の目線で戦国時代をダイナミックに描く大河。連続テレビ小説「おちょやん」や、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(以上、TBS)などのヒット作で知られる八津弘幸さんが脚本を担当する。
第15回(19日放送)では、織田信長(小栗旬)が裏切り者の義弟・浅井長政(中島歩)に報復するため、浅井家の拠点である北近江の小谷に進軍。朝倉の加勢を受けた浅井軍と姉川の両岸で対峙し、激戦の火ぶたが切って落とされた。
織田家重臣である木下藤吉郎秀吉(池松)と小一郎長秀(仲野)の兄弟が、最前線で死闘を繰り広げているところに、ひときわ体の大きな浅井方の足軽(佳久)が現れた。襲いかかる織田勢をばったばったとなぎ倒し、小一郎が身に着けている立派な鎧兜に目をつけ、「お前、偉いやつか」と尋ねるや、猛然と切りかかってきた。藤吉郎や家臣の蜂須賀正勝(高橋努)も小一郎と一緒になって応戦するも歯が立たず、小一郎は「気をつけろ。こいつ強いぞ!」と警告した。そして、地の利を生かした浅井勢が優勢となり、織田方総崩れかと思われたとき、徳川家康(松下洸平)率いる別動隊が浅井軍の側面から奇襲を仕掛け、形勢が逆転。浅井・朝倉連合軍は撤退を余儀なくされた。小一郎たちが苦戦していた巨体の足軽は、3人を相手に疲弊しつつも「わしはそやつの首級を取って偉くなるのじゃ! 邪魔だていたすな!」と依然気を吐いていたが、「浅井備前守、討ち取ったり!」との声を聞くとがっくりと膝を落とし「何でじゃ! う…ううっ…何でじゃ~!」と嗚咽。地面に突っ伏し、手足をばたつかせて悔しがると足早に退却した。その屈強な足軽が高虎で、この日、初めて小一郎たちと接触した。
元・弁慶と元・義経の邂逅はある?
高虎はのちに秀長の重臣となる武将。巨漢で知られ、初めは長政に仕えるも、主君を変えて転々とする。秀長と出会い、武勇だけでなく学問も重要だと教えられ、算術・鉄砲・築城など多くを学ぶ。やがて頭角を現し、秀吉の中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどにも参戦。前線で戦うだけでなく、兵站へいたんを任されるなど、知勇兼備の武将に成長する。築城名人としても知られる。
これまでも、戦国時代を舞台にしたドラマで数々の俳優が演じてきた時代劇ファンにはおなじみのキャラクターで、SNSは
「うおおおおおー! 高虎きたーーー!」
「俺たちの藤堂高虎参上w」
「高虎さん初対面の会話面白かった…笑」
「一人で戦国無双始めているw」
「え? 姉川の合戦の時の藤堂高虎14歳だとお?! 成人としか見えなかったw」
「これからどうやって、秀長に仕えるのか楽しみですね」
と早速大盛り上がり。
「猛者感がすごい さすが佳久創さん…」
「なぜじゃー!って駄々こねる高虎くんがかわいらしくて仕方ない」
「やだかわいい…でっかい体にまだまだベビーな中身な高虎…」
など、佳久の熱演も好評だった。
そして、「鎌倉殿の13人」に続き、菅田との共演を楽しみにする大河ファンも多く、
「そっか、藤堂高虎が豊臣に下ったら、鎌倉殿の義経と弁慶が揃うことになるのか!」
「竹中半兵衛とも絡むよね! 義経と弁慶だから胸熱だなぁ」
など“転生”後の2ショットにも期待が集まっている。

