みんなの視線の先は…?
ある夏のお盆休み、遠方の祖母宅へ遊びにいった帰りのことでした。その日は体がだるく、帰り支度がなかなか進まず……。結局、飛行機の時間ギリギリで空港に到着しました。
間に合った! と安心したのもつかの間、なんだかまた体の重さを感じた私。
それと同時に、今までは急いでいて気がつかなかったのですが、すれ違う人から何やら視線を感じるのです。「自意識過剰かな?」と思いましたが、1人、2人というわけではなく、振り返ると何人かと目が合って、なんだかみんな気まずそうな表情……。
そんな光景を不思議に思いながらも、荷物を預ける前にトイレを済まそうと化粧室へ。そこで私はやっと、みんなが私を見ていた理由に気がつきました。なんと、生理が始まっており、ナプキンをつけていなかったために下着はおろか、ワンピースにまで経血が漏れて染み渡っていたのです。
普段なら慌ててしまったかと思いますが、なぜかそのときの私は妙に冷静でみんなが私のことを見ていた理由に納得。淡々とスーツケースから下着と着替え、生理用品を取り出し、そのまま着替えて生理用品を着けることに。スーツケースを持ち歩いていたおかげで、無事に危機を脱することができたのです。
その後、私は予定通りの飛行機に搭乗できました。最初は急いでいたこともありスーツケースを持ち歩く煩わしさも感じていましたが、こんなにスーツケースを持ち歩いていたことに感謝したことはありません。
◇ ◇ ◇ ◇
「時間に追われていなかったら、生理が始まっていたことにもう少し早く気づけたかもしれない……」という後悔があります。しかし、今でも私は朝が苦手で、相変わらず出発はぎりぎりでマイペースに生きています。
変わったことといえば、この一件がきっかけで生理予定日が近づいてきたら、明るい色の服を避けて黒色のボトムスを選ぶようになりました。万が一のとき、恥ずかしい思いをもう二度としないために……そんな思いを常に抱いています。
著者:杉野ひまわり/女性・主婦
イラスト:たこ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
今回は「気付かぬうちに経血漏れをして周囲からジロジロ見られてしまったエピソード」を紹介しました。経血漏れに気付けず、今回のエピソードのように、人の視線で経血漏れに気が付くということもあるかもしれません。経血量が多いときには、こまめにナプキンを交換したり、経血漏れをしていないかの確認をすると、失敗を減らせるのではないでしょうか。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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