俳優の高橋一生が主演を務める連続ドラマ「リボーン〜最後のヒーロー〜」(テレビ朝日系、火曜午後9時)で、視聴者の間で「ある違和感」が広がっている。話題になっているのは、21日に放送された第2話。2012年、野本英人(高橋)に転生した根尾光誠(高橋)が「過去の自分」への接触を試みたが、話題にはのぼるものの12年の世界に光誠は一切登場しなかった。実在していることは間違いなさそうだが、光誠だけが姿を見せない流れは今後のカギになりそうで、SNSで考察が盛り上がっている。
「リボーン〜最後のヒーロー〜」とは?
「時代のカリスマ」と称され、事業で成功を収めた青年実業家が何者かに階段で突き落とされ、まさかの転落死…したはずだったが、彼が目覚めたのは、14年前の世界だった。しかも彼は、さびれたシャッター商店街にあるクリーニング店の跡取り息子に転生。突如、人格も生活も真逆の人生を歩むことになった彼が、26年に自分を殺した犯人を探し出すことを決意し、やがて、苦境に立つ庶民の立場で、富と名声を極めた上層階級と対決していく。「ショムニ」シリーズや「ウォーターボーイズ」シリーズ(ともにフジテレビ)などのコメディーから、「華麗なる一族」「日本沈没ー希望のひとー」(ともにTBS)、「スカイキャッスル」(テレ朝)などの人間ドラマまで、登場人物の感情を巧みに描き出す橋本裕志氏が脚本を担当。シンガー・ソングライターの宮本浩次が主題歌「I love 人生!」を歌う。
「リボーン〜最後のヒーロー〜」これまでの流れ
26年、新興IT企業「NEOXIS」の社長として富と名声を極めた光誠は、強引な土地買収で印刷工場の社長・池谷金平(柳沢慎吾)を自殺に追い込むなど冷酷な振る舞いが目立ち、右腕の友野達樹(鈴鹿央士)や秘書の英梨(横田真悠)ら側近たちからも見放され、孤立を深めていた。金平の娘・更紗(中村アン)からも、多額の香典を突き返され、激しい拒絶に遭う。そんなある日、参拝に訪れた神社の階段で光誠は何者かに突き落とされた。スローモーションのような景色が広がるなか、光誠は、自分を背後から押したと思われる黒い上着を着た人物のシルエットを見た。
光誠が目を覚ますと、そこは12年の世界で、自分と瓜二つの姿をした英人に転生していた。英人は、かつて自分が追い詰めた「あかり商店街」のクリーニング店の息子で、印刷工場の落下事故から更紗をかばって一度心肺停止に陥った直後、目を覚ました。命を救われた更紗から感謝を告げられた光誠は「14年分の記憶」を武器に、自分を突き落とした人物を探すことを決意し、真逆の人生を歩むことになった。
同一時代に2人の光誠(高橋一生)? 会社訪問で衝撃の真実
第2話では、12年を生きる英人に転生した光誠は、どうにか元の人生を取り戻す道はないかと模索。SF小説などでは、同一時代に同一人物は存在できないというルールがあることから「この世界から元々の根尾光誠が、根尾光誠の肉体ごと消えてしまっているのか?」と考え、社員たちが自分の失踪を案じている可能性を想定した。当時、会社が入っていたビルを訪問すると、そこに「NEOXIS」は確かに存在していた。
そのまま入館しようとするが、入館証がないため警備員に制止された光誠。名前を名乗るも、警備員は「根尾社長ならすでに出勤済みで、現在社内にいます」と反論した。光誠は「同一時代に、同一人物が存在しているんですか!」と声を荒らげ、その場を呆然とさせた。冷静になった光誠は「根尾光誠なら、仮に(自分が)2人いれば会社も2倍速で発展すると受け入れてくれるかもしれない」と考え、強引に突破を試みたが、警備員に取り囲まれて逃走する羽目になり、12年の光誠と会うことはできなかった。
気になるのは、26年でNEOXISの幹部になっていた友野達樹(鈴鹿央士)、土屋大地(阿部亮平)、財部銀平(関幸治)や、光誠に投資する東郷義隆(市村正親)が12年の世界に登場したにもかかわらず、光誠のみが姿を見せなかった点。そこには何かしらの意図が感じられる。視聴者も同じ気持ちのようで、SNSには
「そうそう、この時代の根尾光誠はどうしてるんだろう」
「私も同時期の根尾光誠どうなってるか知りたかったわ」
「根尾光誠はどうしてるの?」
などの反応が続々。あえて姿を見せない展開に
「光誠はそのまんま存在してるの? 入れ替わったんでは?」
「一貫して根尾光誠の顔を出さないって、まさか高橋一生じゃなかったりする…?」
と考察する人もいた。

