俳優の岡田将生が主演を務め、染谷将太らと共演する連続ドラマ「田鎖ブラザーズ」(TBS系、金曜午後10時)。24日に放送される第2話の見所を解説する。
「田鎖ブラザーズ」第2話(4月24日放送)ポイント
逃亡した野上昌也(近藤公園)の不可解な足取り
田鎖稔(染谷)は晴子(井川遥)と会うことを頑なに拒否
田鎖兄弟の両親殺害事件に関わる衝撃の事実が判明
「田鎖ブラザーズ」とは
連続ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」「海に眠るダイヤモンド」(いずれもTBS)などで知られる新井順子氏がプロデュースするクライムサスペンス。時効廃止のわずか2日前に両親殺害事件の時効を迎えてしまった兄弟が、法では裁けない犯人を自らの手で裁くべく警察官となり、事件の真相を追い続ける姿を描く。
「田鎖ブラザーズ」第1話(4月17日放送)のストーリー展開(ネタバレあり)
1995年4月26日の深夜、幼い真(野田悠月)と稔(金子拓真)の兄弟は、両親の朔太郎(和田正人)と由香(上田遥)が自宅の布団の上で殺されているところを発見。15年後の2010年4月27日に時効が撤廃され、両親を殺した犯人を罪に問えなくなった兄弟は涙を流して悔しがった。
現代。神奈川県警青委署刑事課強行犯係の刑事となった真(岡田)は、牧村智(紘史郎)という男が密室で不審死した事件を捜査。同棲相手の黒木渚(愛加あゆ)が海外出張から帰ってきたところ、室内で死んでいたという。県警本部の検視官・稔が遺体を検分。解剖の結果、死亡推定時刻の48時間前に頭部に致命傷を負ったと推測され、負傷した場所が遺体発見現場とは別である可能性が浮上した。稔も遺体にあった擦過傷の場所が不自然であることから、ケガの原因が単純な転倒によるものではないと考えていた。
面会した母親は遺体が息子ではないと断言。被害者は別人に成りすましていた。渚は、恋人の素性を知らなかったことに愕然としつつ、死因すらわからないことを悔しがった。事故として早々に幕引きしたがっていた真は、渚の様子を見て心境が変化。被害者が負傷時に着用していたジャケットを鑑識に回した。その後、後輪がひしゃげた被害者の自転車がみつかる。真たちは、事故に遭ったが身元を隠していたため警察に通報できなかったと推測し、ひき逃げ事故として交通課に捜査を引き継ごうとするが、交通課が時効直前のひき逃げ犯を追っていて人手が足りないため差し戻され、真ら強行犯係のメンバーで探すことになった。
その日の仕事を終え、交通課が追うひき逃げ犯について話した真と稔の脳裏に、両親が殺された当時の記憶がよみがえる。あの日の夕方、小学生だった真は、自宅の前で父がノンフィクション作家の津田雄二(ずん・飯尾和樹)と話している声を耳にしていた。津田は何度も足を運んでいるようで、朔太郎は「またお前か!」と煩わしそうに対応。朔太郎の証言がないと小説の企画が通らないから話を聞かせてほしいとせがむ津田は「…教えてください。田鎖さんも港まで運んでたじゃないですか? ちょっとお話だけでも聞かせてください」と頼んでいた。朔太郎は忙しいから帰ってくれと対応を拒否していたが、津田は、家の中に入っていく朔太郎の背中に「また夜、うかがいます」と話しかけていた。同日夜11時少し前ごろ、近くを通る消防車の音で目を覚ました真は、ベランダに出て外の様子をうかがった。すると自分の家から慌てて飛び出していく人影を目撃。その人物は、路地から広い道に出たところで、通りかかった少女(中西希亜良)女性を切り付け、そのまま逃げていった。驚いた真が部屋の中に戻ると、階段のところで稔が「痛いよ! 痛いよ!」と泣き叫び、左腕から出血。1階で寝ている両親に知らせようと真が階段を降りていくと、2人は布団の上で仰向けになったまま血まみれで絶命していた。
稔は「残された人は時間が止まっちゃうから」と渚を気遣い、ひき逃げした人物を探してやってほしいと告げた。真は、自分たち兄弟を弟のように気にかけてくれている足利晴子(井川遥)に、被害者の身元を特定してほしいと頼む。怪しい質屋を営む晴子は元新聞記者で、情報屋としての顔もあった。
ひき逃げに使われた車種が特定され、現場近くの防犯カメラの映像と被害者のジャケットについた痕跡から該当するナンバーが絞り込まれ、野上が事故を起こしたことがわかった。野上は、警察にも連絡しようとしたが、被害者が大丈夫だと言い、自転車の修理代を渡したら立ち去ったと説明。それでも道交法違反と過失運転致死罪に問われると聞かされ、うなだれる野上に、真は「知りたい奴がいるんです。何で大事な人が死ななきゃならなかったのか。何もわからないと、ずっと苦しいままなんです」と語りかけた。その言葉には、両親を殺した犯人を捕まえられない真の無念さがにじんでいた。
帰宅した真に、稔は県警本部から入手した身元不明者のリストを渡す。そのなかに、兄弟が探し続ける津田らしき人物はいなかった。今も31年前の事件に縛られているとぼやく2人のもとに、晴子から被害者の身元に関する情報が届く。本名は大河内淳で、2年前に、高校生を自殺に追い込んだとネットに書き込まれたことを苦にして身元を偽装したという。自殺した高校生が野上の長男・大樹(本多陽登)だと聞かされた真は、過失による事故ではなく野上が計画した復讐ではないかと考え、改めて身柄を確保しようとする。しかし野上は任意同行で事情を聞かれた後、釈放されて姿を消していた。
「田鎖ブラザーズ」第2話見所
真と稔たちは、消息を絶った野上を再び探し始める。すると、野上は逃走中にもかかわらず、変装もせず喫茶店に立ち寄り、その後スーツを購入するなど不可解な行動を見せる。
稔は行きつけの町中華「もっちゃん」を営む茂木幸輝(山中祟)から、晴子とはもう会わないのかと問われるも、頑なにそれを拒否。そんな稔に、あるところから突然連絡があり、両親殺害事件に関連して30年追いかけていた男の情報を入手。衝撃の事実が判明する。

