そして最後の決断は
その後も話し合いは続けられたものの、理解されることは一度もありませんでした。それどころか、浮気された被害者であるはずの希美さんが、次第に“問題を大きくする厄介な存在”として、邪魔者のように扱われるようになってしまったそう。「こんな人たちと家族でい続けるなんて無理だし、そんな時間は人生を捨てているようなものだ」と思った希美さんは、最終的に離婚を決意しました。
「義母が味方になってくれたのかもしれない……そんな一瞬の希望もありましたが、それは幻でした。その後、夫との価値観の違いがはっきりと浮かび上がり、答えは静かに、ですが確実に、固まっていったんですよね」とため息をつく希美さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

