「花粉症で目がかゆい」ときの対処法はご存知ですか?目のかゆみの特徴も解説!

「花粉症で目がかゆい」ときの対処法はご存知ですか?目のかゆみの特徴も解説!

花粉症の目のかゆみで受診した方がよケースと病院での治療法

花粉症の目のかゆみで受診した方がよケースと病院での治療法

花粉症の目のかゆみで受診した方がよい状態を教えてください

市販のアレルギー用目薬を数日使っても、かゆみや充血が改善しない場合は、眼科を受診しましょう。特に、強い痛みがある、急に見えにくくなった、まぶしくて目を開けていられないといった症状は、角膜に傷がついている場合や、ほかの眼の病気が隠れている場合があります。また、症状が片目だけに強く出るときや、黄色や緑色の粘りのある目やにが出るときは、感染性結膜炎を合併していることも考えられます。こうした場合はセルフケアだけで済ませず、早めに診てもらうことが大切です。

病院では花粉症の目のかゆみをどのように治療しますか?

病院では、症状の強さに応じて点眼薬を段階的に使い分けて治療します。基本となる治療は、抗ヒスタミン点眼薬や、アレルギー反応を起こしにくくする遊離抑制点眼薬です。これらで十分な効果が得られない場合や、角膜、結膜の炎症が強い場合には、ステロイド点眼薬が使われることがあります。ステロイド点眼薬には強い抗炎症作用がありますが、眼圧上昇などの副作用に注意しながら使う必要があるため、眼科医の管理下での使用が前提です。春季カタルのような重い病態の場合は、免疫抑制薬の点眼が検討されることもあります。

病院で治療をすれば目のかゆみはすぐに治りますか?

処方される抗ヒスタミン点眼薬は早く効くため、点眼後にかゆみがやわらいだと感じることがあります。ただし、炎症そのものが落ち着くまでには数日から数週間かかることもあります。特に炎症が強い場合は、症状が軽くなっても自己判断で薬を中止せず、医師の指示どおりに続けることが大切です。また、花粉が飛んでいる期間は原因への接触が続くため、目薬だけで完全に防げるわけではありません。花粉が飛び始める前から点眼を始める初期療法によって、シーズン中の症状のピークを抑えやすくなることもあります。

編集部まとめ

まとめ

花粉症による目のかゆみは、結膜に付着した花粉に対するアレルギー反応によって起こります。ヒスタミンなどの物質が放出されることで、かゆみや充血、涙目、まぶたの腫れが生じます。かゆくても目をこすらないことが大切で、つらいときは冷たいタオルなどで目を冷やしたり、防腐剤無添加の人工涙液で花粉をやさしく洗い流したりする方法が役立ちます。市販の目薬を使う場合は、抗ヒスタミン成分の有無やコンタクト装用中に使えるかどうかを確認して選びましょう。

一方で、市販薬を使っても改善しない場合や、強い痛み、急な見えにくさ、片目だけの悪化、黄色い目やにがある場合は、花粉症以外の病気が隠れていることがあります。そのまま様子をみるのではなく、早めに眼科を受診して原因を確認することが大切です。症状に応じて適切な点眼治療を受けながら、外出時のメガネ着用や帰宅後の洗顔など、日常生活で花粉を減らす工夫も続けていきましょう。

参考文献

『アレルギー性結膜疾患診療ガイドライン(第3版)』(日本眼科アレルギー学会)

配信元: Medical DOC

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