多頭飼いは「猫同士の交流が楽しい」
良い点:寂しくない、運動になる
飼い主が留守にしている間も、猫同士でプロレスごっこをしたり一緒に窓の外を眺めたりして過ごせるため、寂しさを感じにくくなります。猫同士で活発に動き回ることで、自然と運動量が増え、若々しさを保つ健康維持にもつながります。
何よりも、猫たちが寄り添って眠る「猫団子」のような微笑ましい光景は、多頭飼いをしている飼い主にとって何よりの癒やしとなります。
社会性が育まれることで、急な環境の変化や来客に対しても、1匹飼いの猫より物怖じしなくなるケースも少なくありません。
悪い点:お金と手間の負担が増える
猫が2匹になれば、かかる費用も単純に2倍になります。毎日のご飯代だけでなく、毎年のワクチン代やノミ・マダニ・フィラリアの予防薬、そして将来の病気に備えた通院費などの経済的な備えが必須です。
また、トイレの数も「猫の頭数+1つ」が理想とされるため、掃除の手間や砂の消費量も激増します。
もし万が一、猫同士の相性がどうしても合わない場合は、部屋を完全に分けて生活させるなどの大きな対策が必要になることも覚悟しなければなりません。
1匹の病気が全員にうつる(感染する)リスクもあり、管理の難易度は格段に上がります。
飼う前に検討すべきこと
新しい家族を迎えるのは素晴らしいことですが、今の生活が壊れないか慎重に見極める必要があります。
まず、経済的な余裕があるかを再確認しましょう。猫が年を重ねたとき、全員に十分な医療を受けさせてあげられるかが重要です。
次に、お部屋の広さです。猫同士がケンカをしたときに逃げ込める「1匹になれる場所」を確保できるかチェックしてください。
また、先住猫の性格を一番に考えてあげましょう。高齢の猫や、非常に臆病な猫の場合、新しい猫が来ることが大きなストレスになり、健康を損なうことさえあります。最後まで全員を幸せにする責任が持てるか、冷静に判断することが大切です。

