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ファン待望の好シーズン 沼津沖の夜ムギイカ好発進

ファン待望の好シーズン 沼津沖の夜ムギイカ好発進

タナは海面まで広く探り誘いは巻き上げながらテンポよくシャクる

ムギイカ釣りはまず指示ダナの範囲を探り、イカの乗りダナを探す。

イカの乗るタナが分かったらその周辺を集中して探り効率よく釣るのがコツ。 

たとえば船長から「50から上」と指示があれば仕掛けを水深50mまで落としてから海面まで広く探る。

乗りダナが水深30mと分かったら、水深50mまで仕掛けを下ろさずに今度は乗りダナプラス5mの水深35mまで沈めてからシャクリ上げていく。

①ノーマルタックルでの釣り方

ノーマルタックルでの電動直結や直ブラの釣り方は竿先を海面に向け、5~10の巻き速度で電動巻き上げをしながら50cmほどのシャクり幅でキュッ、キュッとテンポよくシャクリを入れる。

仕掛けが上がってきたら指示ダナの下限まで下ろして再び電動巻き上げをしながらシャクリ上げていく。

イカが乗るとシャクリと同時に竿が曲がり重みを感じるので見逃すことはないはず。

アタっても乗らないからといって仕掛けを止めてはならない。

ムギイカはスッテが上へ上へと向かう動きに反応するので乗らなくてもシャクリ上げていくのが正解。

数を釣るコツを船長に尋ねると、「一番は手返しです。そのためには手前マツリしないようにするのが大切です」とのこと。

また、ムギイカが乗るとその下のスッテにどんどん乗ってくるので、よく釣れているスッテを一番上に移動させると多点掛けが期待できると教えてくれた。

②ライトタックルでの釣り方

ライトタックルでのイカメタルやショート仕掛けの釣り方も探る範囲は同じ。

使うリールが電動と手巻きの違いはあるが、リーリングしながらシャクるので釣り方も同じ。

イメージとしてはタチウオジギングのショートピッチジャーク。

タチウオジギングが得意な人はイカメタルでもよく釣るそうだ。

釣り方のイメージ図

様ざまな釣り方で楽しむ沼津沖の夜ムギイカ

沼津江浦港の伊勝丸を訪れたのは4月11日、8名のムギイカファンが集まり、そのうち電動直結4人、イカメタル1人、電動直結&イカメタルが1人、手釣りが2人。

手釣りはトモの釣り座で楽しむことができる。

17時に出船し内浦湾をゆっくり進んでポイントに到着。

船長がアンカーを入れて船が固定すると、「水深103mです。暗くなるまで自由にしてください」とのアナウンス。

食事する人、談笑する人、タックルの準備をする人、暗くなるまで待ちきれずに釣りをする人など十人十色で、船内はのんびりした雰囲気だ。

当日の天候は曇りで夜に雨が降る予報。

晴れていれば明るいうちは富士山を見ながら、暗くなれば満月の下で釣りが楽しめるなんて思っていたが、そうならなくてよかったようだ。

というのもムギイカ釣りは月夜よりも闇夜で暗いほうがいいらしく、昔から雨の日は釣果が上がると言われる。

結果オーライだなと思っていたらイカメタルで釣っていた左舷トモ2番の方がムギイカを取り込んだ。

ムギイカの顔を見るや否や船内で一斉に仕掛けを投入。

だが2杯目のムギイカは上がらないまま、日が沈み船の集魚灯が点灯する。

「60mから上」と船長からのアナウンスで本格的にスタートする。

開始早々にムギイカを乗せたのは右舷ミヨシの小郷原さん。

イシグロ沼津店のスタッフでオリジナルの直結仕掛けを使い、慣れた手さばきで取り込んだ。

続いて左舷ミヨシの方にもきてこちらはムギイカの2点掛け。

これを皮切りに船中のあちこちでムギイカが取り込まれていく。

イカの活性も上がってきた様子。

「50mから上」と船長からのアナウンス。

操船室にお邪魔して魚探の反応を見せてもらうと水深20~40mの間にベイト反応がビッシリ。

船内では集魚灯に照らされた海面を指さして賑やかな人たちがいる。

気になって行ってみるとムギイカの群れが海面を泳いでいるのが見えた。

かなり高速で船の周りを移動している。

初めて見る光景で、これには大興奮も無理もない話。

その後は浅ダナでも乗るようになり、「20mで乗った」「15mで乗った」と乗りダナがだんだん浅くなっていくのが分かる。

そうなるとイカメタルで釣っている左トモの2番の方にもチャンス到来でムギイカを2連発。

その隣では手釣りの方が次から次へとイカを取り込んでいる。

ところが、この盛り上がりの最中に突然の雨。

しかもかなり激しく降っている。

しばらくするとムギイカの群れは沈んでしまったようだ。

その後は「50から上」のアナウンスで再びイカのいるタナを探すがアタリは遠い。

そんな中、一人気を吐いたのは小郷原さんで50mから海面までていねいに探り、乗りダナを探し当てると1杯ずつ着実に釣り上げていく。

沖揚がりの23時には40杯を数えた。

釣果は20~24cmのムギイカが10~40杯とまずまず。

小郷原さんは沖漬けをたっぷり作って満足そうだ。

今シーズンの夜ムギイカ釣りは始まったばかり、ここ数年の中でも群れはかなり濃いので今後も状況により大釣りも期待できそうだ。

釣行の写真

乗りが活発になると2点掛けもしばしば

釣行の写真

手釣りは手返しがよく数がのびる

釣行の写真

イカメタルでもポツポツ釣れた

配信元: FISHING JAPAN