洗濯研究家の平島利恵です。
物価高の昨今、洗濯でも節約を意識している人は多いと思います。
例えば「水道代を節約したいから、すすぎは1回」「まとめて洗えば電気代も水道代もお得」といった工夫をしていませんか。
実は、その節約が『損』になってしまう場合もあるんです。
洗濯には『切り詰めてはいけないポイント』があります。今回は、節約のつもりでやりがちな3つのNGをお伝えします。
NG1:すすぎを減らす
『すすぎ1回OK』の洗剤を使って、そのまま1回で済ませていませんか。
すすぎは、汚れを包んだ洗剤成分を洗い流す工程です。すすぎが不十分だと『汚れ+洗剤』が衣類に残ってしまいます。
タオルがゴワゴワする、服が黄ばんできた…それは、すすぎ不足が原因かもしれません。
撮影:Heulie
「洗剤を変えようかな」「柔軟剤を足そうかな」と思う前に、まずすすぎを2回に増やしてみてください。これだけでも洗い上がりが変わることが多いんです。
NG2:詰め込んでまとめ洗い
まとめて洗うため、洗濯機にパンパンに詰め込んでいませんか。洗濯物が多すぎると、洗濯槽の中で衣類が動かず、汚れが落ちません。
服がシワシワ、汚れが残ってる…それは、詰め込みすぎが原因かもしれません。
撮影:Heulie
目安は、縦型で洗濯槽の7〜8割まで、ドラム式の場合は5割までです。
特にドラム式は、ドラムを回転して衣類を叩き落として洗うため、スペースに余裕が必要です。
「もったいないから」とまとめて洗っても、汚れが落ちなければ意味がありませんよね。
1回の洗濯でしっかり汚れを落とすことが、実は節約になります。

