「皮膚がん」は何が原因だと”進行が早い”かご存知ですか?医師が解説!

「皮膚がん」は何が原因だと”進行が早い”かご存知ですか?医師が解説!

皮膚がんの原因をご存知でしょうか。DNA損傷が続くと細胞の修復能力が追いつかず、がんが発生します。メディカルドック監修医が皮膚がんの原因について解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「皮膚がんの原因」はご存知ですか?症状やかかりやすい人の特徴も解説!【医師監修】』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

高藤 円香

監修医師:
高藤 円香(医師)

防衛医科大学校卒業 / 現在は自衛隊阪神病院勤務 / 専門は皮膚科

皮膚がんとは?

皮膚がんは、皮膚を形成する細胞がDNA損傷を修復できずに増殖する病気です。DNAの損傷は、紫外線の影響、ウイルス感染、外傷(やけどや怪我)、放射線治療などの慢性的な刺激によって引き起こされます。これらの刺激が続くと、細胞の修復能力が追いつかず、がんが発生します。
皮膚がんは、このような細胞の異常な成長を引き起こす病気であり、早期発見と適切な治療が重要です。皮膚がんについての理解を深め、予防策を考えることが大切です。

皮膚がんの原因

皮膚がんの主な原因は、紫外線を浴びすぎることや、ウイルス感染などです。以下で解説していきます。

紫外線の影響

紫外線は、皮膚がんの一因となる可能性があります。紫外線は皮膚のDNAを損傷し、その結果、細胞の成長が制御不能となり、皮膚がんの発生につながる可能性があります。また、紫外線は皮膚の老化を早めることがありますので、日焼けや日光浴等で過度に紫外線を浴びることは避けたいものです。
したがって、日焼け止めを使用することや、直射日光を避けることは皮膚がん予防に役立ちます。
紫外線の影響を理解し、適切な予防策を講じることが重要です。

放射線による皮膚障害

放射線は、皮膚がんの一因となる可能性があります。
放射線は皮膚のDNAを損傷させるため、細胞の成長が制御不能になり、皮膚がんの発生につながる可能性があります。
放射線も、皮膚の細胞の遺伝子に傷をつけることで、がん化を引き起こす可能性があります。放射線は自然界に存在するものですが、医療や産業などで人工的に使用される場合もあります。放射線治療を受けた場合、治療部位の皮膚に赤みやかさぶた等が現れることがあります。

やけどや外傷の瘢痕

やけどや外傷などで皮膚に傷跡(瘢痕)が残った場合、その部分の皮膚組織が変化することで、がんにつながる可能性があります。特に、大きくて深いやけどや長期間治らない潰瘍等は注意が必要です。このような傷跡は、「有棘細胞がん(扁平上皮癌)」の発生母地となることがあります。
傷跡から発生するがんは進行が早くて予後が悪いことが多いといわれています。傷跡に変化や出血などの異常があれば早めに受診することが重要です。
やけどや外傷の影響を理解し、適切な予防策を講じることで、皮膚の健康を守っていきましょう。

配信元: Medical DOC

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