「糖質」を摂ると”たんぱく質”がどうなるかご存じですか?効果を管理栄養士が解説!

「糖質」を摂ると”たんぱく質”がどうなるかご存じですか?効果を管理栄養士が解説!

糖質の効果

糖質の効果

速やかにエネルギー源となる

消化・吸収に時間のかかる脂質と比較し、糖質は速やかに血糖(血液中のブドウ糖)となり、筋肉を含め全身の細胞にエネルギー源を供給することができます。
全体のエネルギー消費量の約20%をも占める脳はグリコーゲンを貯蔵せず、常時、血糖からブドウ糖を得ています。そのため、適切な糖質の摂取により血糖値を正常に保つことは、脳の働きを助け、集中力や記憶力の維持に寄与します。

たんぱく質の利用効率を高める

たんぱく質は、筋肉や骨などの身体の構成成分となるほか、酵素・抗体・ホルモンなど多くの重要な物質の材料として働きます。これらの働きを十分に発揮させるためには、たんぱく質をエネルギー源として使われにくくすることが大切です。糖質を適切に摂取すると、エネルギーが不足した際に体内でたんぱく質を分解して糖をつくる「糖新生」が抑えられ、結果としてたんぱく質を本来の役割に利用しやすくなります。こうした作用は「たんぱく質節約効果」と呼ばれ、糖質をしっかり摂ることの重要な理由の一つです。

甘味をもたらす

糖類(単糖類・二糖類)は甘味を呈しますが、多糖類には甘味はありません。果糖が最も強い甘味をもっており、砂糖の主成分であるショ糖の甘味度を1とした場合に、ブドウ糖の甘味度は、0.6~0.7、果糖の甘味度は1.2~1.5とされています。

「糖質が多い食べ物」についてよくある質問

「糖質が多い食べ物」についてよくある質問

ここまで糖質が多い食べ物について紹介しました。ここでは「糖質が多い食べ物」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

糖質制限で食べてはいけないものはなんでしょうか?

中島 三容子

砂糖など精製された糖類は、消化・吸収が速く、食後血糖値を急上昇させます。これがインスリンの過剰分泌を招き、糖尿病や肥満のリスクを高める可能性があります。

糖質を抑えたい場合、主食はパンとごはんどちらが良いでしょうか?

中島 三容子

[炭水化物含有量(1食分)]
食パン6枚切り1枚(60g):27.8g < ごはん1杯(150g):55.7g
ドーナツ1個(80g):35.1g
クロワッサン1個(80g):41.2g
あんパン1個(80g):42.4g
1食分の炭水化物含有量は、パンよりごはんが多いです。ただし、ごはんの方が脂質が少ないため、おかずとのバランスが取りやすい場合が多く、糖質を抑えたい場合は、白米ではなく玄米や雑穀米などのごはんを選ぶと、食物繊維が豊富で血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待できます。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。