内容への見解は?
編集部
同機構が発表した内容への見解を教えてください。
吉野先生
今回の報告数の増加は、麻しんに対し改めて注意を払うべき状況を示していると受け止めています。麻しんは空気感染する感染力の強い病気であり、人が集まる場所では感染が広がる可能性があります。そのため、手洗いやマスクだけで十分に防ぐことは困難です。最も重要なのは、麻しん含有ワクチンの2回接種が済んでいるか確認することです。過度に不安をあおるべきではありませんが、接種歴が不明な人や2回接種が確認できない人は、必要に応じて医療機関へ相談してください。また、症状がある場合には事前に連絡のうえ受診し、周囲への感染拡大を防ぐ行動を心がける必要があります。
編集部まとめ
麻しんは2026年に入り報告数が前年の約3.8倍へと急増し、10~20代を中心に感染が広がっています。母子健康手帳などでワクチン接種歴を確認し、2回接種を済ませていない場合は医療機関へ相談することが大切です。発熱や発疹などの症状がある際は、事前に連絡のうえ受診し、ご自身と周囲の人を守りましょう。

