「糖質が多い食べ物」についてよくある質問

ここまで糖質が多い食べ物について紹介しました。ここでは「糖質が多い食べ物」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
糖質制限で食べてはいけないものはなんでしょうか?
中島 三容子
砂糖など精製された糖類は、消化・吸収が速く、食後血糖値を急上昇させます。これがインスリンの過剰分泌を招き、糖尿病や肥満のリスクを高める可能性があります。
糖質を抑えたい場合、主食はパンとごはんどちらが良いでしょうか?
中島 三容子
[炭水化物含有量(1食分)]
食パン6枚切り1枚(60g):27.8g < ごはん1杯(150g):55.7g
ドーナツ1個(80g):35.1g
クロワッサン1個(80g):41.2g
あんパン1個(80g):42.4g
1食分の炭水化物含有量は、パンよりごはんが多いです。ただし、ごはんの方が脂質が少ないため、おかずとのバランスが取りやすい場合が多く、糖質を抑えたい場合は、白米ではなく玄米や雑穀米などのごはんを選ぶと、食物繊維が豊富で血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待できます。
まとめ
糖質は、ヒトが生きていくために必要なエネルギーを産生する栄養素のひとつとして重要な役割を持っています。他のエネルギー産生栄養素と適正なバランスを保つとともに、摂取した糖質が体内で十分に働けるようにビタミンやミネラルの補充にも気を配る必要があります。また、炭水化物のうち、ヒトの消化酵素で分解されない食物繊維には食後血糖の上昇をゆるやかにするなどの生理機能を持つことが知られています。エネルギー源となる糖質の摂取は毎食必要ですが、主食・主菜・副菜が揃ったメニューを増やすことで、自然に他の栄養素を取り入れることができます。少しずつ意識をして、食べることで健康を維持していきましょう。

