信頼関係を守るための正しい対応

犬に“隠す必要”を感じさせないことが、いちばん大切なポイントです。責めるのではなく、環境と教え方を整えるほうが、結果的にはずっと早く落ち着きやすくなります。
現行犯でなければ叱らない
いたずらを見つけても、その瞬間を見ていないなら叱らないのが基本です。まずは静かに片付けて、犬を必要以上に不安にさせないことを優先しましょう。
“できない環境”を作る
噛まれたくない物は届かない場所に片付ける、留守番中は入れない部屋を作るなど、そもそも失敗しにくい環境にすることが大切です。
犬に我慢だけを求めるより、成功しやすい環境を整えるほうがずっと分かりやすいでしょう。
望ましい行動をこまめに褒める
落ち着いて待てた、噛んでよいおもちゃを使えた、ひとりで静かに過ごせた――そうした行動をしっかり褒めていくと、犬は「こうすればいいんだ」と学びやすくなります。
叱られる不安より、褒められる成功体験が増えるほど、隠すような行動も減っていきやすいでしょう。
まとめ

犬は人間のように嘘をつくわけではありませんが、「怒られたくない」「今はまずい」と感じたときに、隠すような行動を取ることがあります。大切なのは、その行動を責めることではなく、なぜそうする必要があるのかを考えることです。
環境を整え、分かりやすく教え、安心できる関係を作っていけば、犬はごまかしたり逃げたりする必要を感じにくくなっていきます。信頼関係を守るには、“叱る”より“理解して整える”ことを意識したいものです。

