「約束を破ったこと」に意識が向いてしまった
教室から家に戻るには、大きな交差点を渡らなければなりません。青信号の時間も短く、まだ一人で渡ることのないように、常に付き添って渡っていた場所。そこを一人で歩いたことが分かり、複雑な気持ちになりました。
「勝手に帰ってきたらダメでしょう!」そう言って、約束を守らなかったことを強く叱りました。
もし、どうしてもの事情があるならば、先生に伝えて私に連絡をしてもらう約束です。その手順を飛ばし自分の判断で抜け出したことが、どうしても許せませんでした。
泣きながら話した“本当の理由”
涙を流しながら「今日は行きたくなかった!」と繰り返す娘。
私はまた怒るばかりで、その理由を深く聞くことはしませんでした。
そのまま再び教室へ連れて行こうとしましたが、体をこわばらせて拒みます。私自身も予定に追われていて、気持ちに余裕がありませんでした。
結局その日は休むことになり、後から落ち着いて話を聞くことにしました。すると、大粒の涙をこぼしながら言ったのです。
「この前、先生がすごく怒っていて怖かった」と。

