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「糖質」を過剰摂取すると現れる”2つの症状”はご存じですか?管理栄養士が解説!

「糖質」を過剰摂取すると現れる”2つの症状”はご存じですか?管理栄養士が解説!

糖質を過剰摂取すると現れる症状は?

糖質を過剰摂取すると現れる症状は?

肥満

食事から摂取した糖質は小腸で単糖類(ブドウ糖、果糖、ガラクトース)まで分解され、吸収されます。吸収されたブドウ糖は血糖として全身の細胞に運ばれ、主要なエネルギー源として利用されます。果糖やガラクトースも肝臓で代謝され、一部はブドウ糖やグリコーゲンなどに変換されます。
肝臓と筋肉では、ブドウ糖からグリコーゲンが合成され、短期間のエネルギー貯蔵として蓄えられます。しかし、グリコーゲンの貯蔵量(肝臓で約100g、筋肉で約300g)には限りがあり、それを超えて余った糖質は、肝臓で脂肪酸に作り替えられ中性脂肪として脂肪組織に蓄積されます。このような糖質から脂肪への変換は通常の食事では多くありませんが、糖質の過剰摂取が続くと促進され、体脂肪の増加につながります。
体脂肪が増えると肥満となり、肥満は糖尿病、脂質異常症、高血圧症、さらに非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)などの生活習慣病の重要なリスク因子となります。

むし歯

歯の表面のプラーク(歯垢)の中に存在するストレプトコッカス・ミュータンス(虫歯菌)は、甘味飲食物の中の糖類(単糖類・二糖類)を分解して酸を出します。
この酸により歯は溶かされます(脱灰)。ヒトの唾液は、酸を緩衝して中性に近づけることで歯を守ります。また唾液は、カルシウムやリン酸を含んでおり、これらが脱灰された歯を修復(再石灰化)します。甘い糖類の摂取が頻繁で、酸の緩衝や再石灰化が間に合わずに脱灰された状態が続くと、その部分はそのうち崩壊することとなります。これがむし歯です。
そのため、むし歯の予防には、フッ化物配合歯磨剤の利用などと併せて、甘い糖類の摂取量および摂取回数の制限が必要とされています。

「糖質が多い食べ物」についてよくある質問

「糖質が多い食べ物」についてよくある質問

ここまで糖質が多い食べ物について紹介しました。ここでは「糖質が多い食べ物」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

糖質制限で食べてはいけないものはなんでしょうか?

中島 三容子

砂糖など精製された糖類は、消化・吸収が速く、食後血糖値を急上昇させます。これがインスリンの過剰分泌を招き、糖尿病や肥満のリスクを高める可能性があります。

糖質を抑えたい場合、主食はパンとごはんどちらが良いでしょうか?

中島 三容子

[炭水化物含有量(1食分)]
食パン6枚切り1枚(60g):27.8g < ごはん1杯(150g):55.7g
ドーナツ1個(80g):35.1g
クロワッサン1個(80g):41.2g
あんパン1個(80g):42.4g
1食分の炭水化物含有量は、パンよりごはんが多いです。ただし、ごはんの方が脂質が少ないため、おかずとのバランスが取りやすい場合が多く、糖質を抑えたい場合は、白米ではなく玄米や雑穀米などのごはんを選ぶと、食物繊維が豊富で血糖値の上昇をゆるやかにする効果が期待できます。

配信元: Medical DOC

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