原作の絵のタッチが再現された、“かようびのなし”のパイ

りんごに続き、絵本のイラストそのもののような見た目に驚かされるのが、ころんとした洋梨の形をしたパイです。原作の絵のタッチを見事に再現したその質感には、思わず見入ってしまうはず。
シェフがフランス・ノルマンディー地方の伝統菓子から着想を得て考案したというこの1品。バニラシロップにじっくり漬け込んだ洋梨をココア風味のシュー生地で包み、さらに抹茶を練り込んだパイ生地を巻いて焼き上げているのだそう。
パイのサクサク感と、洋梨のしっとりとした上品な甘み。手の込んだ多層的な味わいながら、軽やかにいただけるスイーツでした。
みずみずしい初夏の香りにときめく。“きんようびのオレンジ”のタルト

鮮やかなオレンジがたっぷりとあしらわれた、“きんようび”のごちそう。上に添えられたお花型のチョコレートや、真珠のように輝くパールクラックランが、乙女心をくすぐる珠玉のスイーツです。
こちらのメニューは、見た目からは想像もつかない「エッグタルト」がベース。ひと口食べれば、卵のやさしい甘みが口いっぱいに広がります。そこに飾られたマンゴーとパッションフルーツの爽やかなジュレ、そしてジューシーなオレンジがアクセントになって華やかな味わい。
初夏のティータイムにふさわしい、みずみずしい驚きに満ちた1品でした。
スタンドを冒険する「はらぺこあおむし」たち

ティースタンドには、絵本の主役「はらぺこあおむし」の姿が!
バターの風味豊かな「はらぺこあおむしクッキー」は、絵本の世界から迷い込んできたような愛らしさ。サクサクとしたやさしい食感で、お子様も笑顔になること間違いなしの1品です。
そしてもうひとつ、グラススイーツの中にもあおむしを発見。こちらは「メロンとフランボワーズのカクテル」です。きゅんと酸味のきいたレモンゼリーの中に、丸くくりぬかれたメロンとフランボワーズであおむしが形づくられています。初夏にぴったりのさっぱりとした味わいは、甘くなった口の中をすっきりとリセットしてくれました。
物語のラストシーンを飾る、“ちょうちょ”のフルーツパンケーキ

別皿で提供される、華やかなスペシャルデザートがこちら。さまざまなたべものを食べたあおむしが、ついに美しい「ちょうちょ」へと成長した姿をイメージした1品です。
メインのパンケーキにはメープルシロップがたっぷり染み込み、その上にはピンク色のいちごのガナッシュクリームが贅沢に絞られています。添えられている色鮮やかなプレートは「ちょうちょ」の羽の色彩を切り取ってプリントされたもの。
フレッシュなフルーツと濃厚なクリーム、そしてしっとりしたパンケーキの完璧なバランスは、まさに物語を締めくくるにふさわしい至福の味わいでした。
隠れあおむしを探して。五感で楽しむ、驚き満載のセイボリー
“どようび”のごちそう「骨付きソーセージとラタトゥイユ」

物語の中で、あおむしがいちばんたくさん食べ歩いた“どようび”。そのにぎやかなごちそうシーンに登場するソーセージが、食べ応え抜群のセイボリーとして再現されています。
ジューシーな骨付きソーセージを彩るのは、ビビッドな黄色が目を引くサフラン風味のマヨネーズ。野菜の旨みが凝縮されたラタトゥイユと一緒にいただけば、お肉の力強さと野菜の甘みが合わさり、さらに奥行きのある味わいへと変化します。
「たくさん食べたあおむしが、この日の夜におなかが痛くなってしまうんだよね」と、絵本の展開を語り合いながらいただく時間は、至福のひとときになるはず。
「アイスクリームに見立てたポテトサラダとコールスロー」、隠れあおむしの「サラミと卵のサンドイッチ」

ひときわ遊び心が光るのが、ワッフルコーンが添えられたポテトサラダ。 “どようび”のアイスクリームに見立てた1品は、コーンの中に隠れたクリスピーベーコンがアクセント。下層のコールスローと合わせれば、まるで「サラダのパフェ」のように色々な味わいが楽しめます。 “にちようび”に登場する葉っぱがチュイールになって添えられているのも、ファンの心をつかむ演出。
さらに、ほうれん草とにんじんを練り込んだ2色のサンドイッチにも注目を。上部にはサラミときゅうりで作られた小さなあおむしと、あおむしがかじった「穴あきサラミ」が。細部まで徹底された原作へのリスペクトに、大人も思わず童心に帰って夢中になってしまうはず。
日本語版出版50周年という特別な節目だからこそ実現した、今回のコラボレーション。かわいいいだけではなく、帝国ホテル 東京ならではの美食と絵本のストーリーが重なり合う空間は、今しか味わえない至福の体験です。日常を少し離れて、あおむしの「成長の物語」を大切な人と一緒に旅してみてはいかがでしょうか。
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