それ以来……
それ以来舞香さんは、浩史さんとの会話が増えるとともに、家事を頑張れる日も増えていったそう。「浩史との仲が良くなるにつれて、やっぱり美味しくて栄養のあるものを食べさせてあげたいとか、居心地の良い部屋を保ちたいという気力が湧いてきて……。ですがやはりすぐ疲れてしまうので、無理のない範囲でやっています」
そして浩史さんが、テレビを観ながら「ほら、芸能人やモデルさんたちがお風呂が面倒で何日も入らなくても、“風呂キャンセル界隈”なんていうポップな言葉で称して明るく振る舞っているんだし、舞香も全然気にすることないんだよ」と慰めてくれたそうで……。
「私は更年期が原因だからちょっと違うんだけどな、と内心思いましたが『そうだね、ありがとう』と言っておきました。きっと『お風呂に入るのが億劫なのはお前だけじゃないよ』と励ましたかったんでしょうね」と微笑む舞香さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

