女優の黒木華が主演を務める連続ドラマ「銀河の一票」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第2話が27日、放送され、野呂佳代演じるスナック「とし子」のママ・月岡あかりの過去が明らかになり、SNS上で大きな反響を呼んでいる。
「銀河の一票」とは?
政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、与党幹事長の娘で秘書を務める星野茉莉(黒木)がすべてを失い、偶然出会った政治素人のあかりを都知事にすべく選挙に挑む50日間を描く。「カルテット」(TBS)や「大豆田とわ子と三人の元夫」「エルピス―希望、あるいは災い―」(いずれもカンテレ)などの佐野亜裕美プロデューサーが手がけるオリジナル作で、「しずかちゃんとパパ」「舟を編む ~私、辞書つくります~」(いずれもNHK)などで知られる蛭田直美さんが脚本を担当する。
初回の伏線回収に驚きの声も
この日の放送で、都知事選への出馬を茉莉から突然懇願され、戸惑うばかりのあかり。「ほかに適任者がいるはず」と固辞するが、茉莉は一歩も引こうとしない。その熱意に押されるようにあかりは、先代ママ・鴨井とし子(木野花)のもとへ茉莉を連れて連れて行った。そこで語られたのは、封印されたあかりの過去。10年前、人生に絶望し、ビルの屋上で自ら命を絶とうとしていたあかりをとし子が背後から「あんた、おなかすいてない?」と声をかけ、強引に引き留めていた。
とし子は、あかりに手作りのジャムと卵のサンドイッチを差し出し、「甘いもしょっぱいも生きてりゃさ、どっちかばっか続いちゃったりさ。こうやってちゃんと順番に並んでくれりゃいいのにね」と、深い愛で彼女を包み込んだ。あかりにとってとし子は、命の恩人であり、本当の母のような存在だ。そんなとし子は認知症を患い、現在は施設で生活。自分の名前さえも、あかりに店を譲った日の記憶も、少しずつ消えつつあり、時折「全部なくなっちゃうのかね、私」ともらし、自分の意識がなくなることを怖がっている。あかりはそんな彼女を支えるため、思い出の詰まったスナックを守り続けている。
あかりが店を離れられない切実な事情を知った茉莉は、「つらいお話をさせてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪。出馬要請を断念した。
初回(20日放送)では、夜のビルへ駆け上がった茉莉を必死に追いかけ、「決めたの、次は絶対に離さないって、1人にしない!」と寄り添ったあかり。「次は絶対に離さない」という言葉から、彼女の過去にも注目が集まっていた。SNSには
「あかりさんの過去を知ってさらにあかりさんのことが好きになったよ」
「ジャムサンドを食べながら涙するあかりが最高すぎましたね」
「あかりさんからしたら甘い時をくれた人だもんね。お店託されたら辞めれなくもなる」
「血の繋がりのない木野花ママとあかりちゃんの絆…」
といった声が続々。初回には、すべてを失った茉莉に、あかりがサンドイッチを差し出す場面もあり、
「茉莉が1話で泣きながら食べたたまごサンドとお礼であげたジャムで作られたサンド。過去にあかりが泣きながら食べたサンドイッチの甘いしょっぱいの順番こ、ここでつながってくるとは」
と、伏線回収に驚く人もいた。

