ミラノ・コルティナ冬季五輪で日本人ペア初となる金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組が28日、都内で引退会見を開いた。登壇直後から三浦の言葉に涙を見せた木原の姿に、SNSではあの有名フィギュアスケーターを思い起こすファンが続出している。
三浦は白のセットアップ、木原はグレーのスーツ姿で登場。三浦が「結成当初からたくさんの方々に支えていただき、これまで走り抜けることができました。支えていただいたすべての方に感謝と思いをお話しできればと思います」と語った。木原は「僕自身は何か特別な力を持っているスケーターじゃなかったが、助けてくれた方々が僕たちの周りにたくさんいました。その方々のおかげで自分なりにここまでくることができました。本当にありがとうございました」と、目に涙をためながら関係者への謝意を伝えた。三浦が冒頭のあいさつを始めた途端に木原が号泣し、三浦が「泣かないで!」と明るく元気づける場面もあった。
着席から3分経たないうちに何度も涙する木原の姿を見て、バンクーバー五輪フィギュア男子代表の織田信成さんと重ねるファンが続出した。
涙もろいことで知られる織田さんは2005年のNHK杯で初優勝を果たし、大声をあげながら大号泣し、一躍“涙もろいキャラ”としても有名となった。元世界女王で昨年8月にコーチ業を本格始動させた浅田真央さんが17年4月に現役引退を表明した際も「戦っている浅田真央選手が好きで、かっこいいし尊敬していた。その姿を見られないのは寂しい」と同時期に活躍した仲間を想って号泣した。
「絶対できるから大丈夫って、頑張ろって言ってくれると…」
ミラノ・コルティナ五輪での「りくりゅう」のフリーでも織田さんは、ゲスト解説したワイドショーで「シングルの選手だったらミスして落ち込んでしまったときにコーチから声をかけてもらったりとかってあると思うんですけど、今一緒に滑ってる人に絶対できるから大丈夫って、頑張ろって言ってくれると、すごく力強いというかうれしいと思うんですよね。木原選手の気持ちが支えられていいフリーになったんじゃないかなって」と2人のこれまでに思いをはせて号泣していた。
一方の木原は、3月放送の「徹子の部屋 特別編」で三浦が「試合期間中に龍一くんが泣くことは今回が初めてだった」と語るように、五輪のショートプログラムを終えてずっと泣いていたといい、フリーで逆転の金メダルをつかんだことで「諦めないことが本当に良かった」と涙が止まらなかった姿がファンの印象に大きく残っている。
冒頭以外にも会見中に何度も涙をぬぐっていた木原と、織田さんのキャラカブりに注目する人は多く、
「フィギュアで号泣といえば織田くんの専売特許だったけど、強力すぎるライバルが出てきた」
「龍一くん、某織田さんが憑依でもしたのでは」
「織田る龍一くんに私も織田っている」
「木原龍一の泣きキャラに恐れを抱く織田信成」
といったコメントが殺到。
また
「各テレビ局さん、りくりゅう出演の場合には専用ティッシュの準備をお願いします」
「これ見て織田信成くんも即泣いてそう」
「織田君のポジションほんとヤバいぞ。龍一に取られる」
と、2人の絆と木原のキャラクターを温かく、そしてユーモアを交えて見守る声が溢れた。

