犬を安心させる方法

撫でる際に犬に安心してもらうためには、たとえ愛犬でも「撫でる・撫でない」の選択権を犬に持たせ、嫌がられる前に切り上げることが大切です。次の手順で愛犬の気持ちを確認し、適度なタイミングで切り上げるように心がけましょう。
Step1.犬を安心させる
犬をよく観察し、ボディランゲージから警戒していないことを確認し、近づきます。あまり面識のない犬の場合は、正面ではなく斜め横から近づきましょう。
愛犬の場合でも、手は頭の上からではなく、下の方から差し出すことで、犬を不用意に怖がらせることがなくなります。また、手は緩く握った状態で近づける方が犬を怖がらせづらいです。
Step2.犬の同意を確認する方法
緩く握って下から伸ばした手を、そっと鼻先に差し出してニオイを嗅がせます。顔を背けたり目を逸らすなどの拒否反応を見せなかった場合は、手が犬の視界に入るよう、犬の胸や首などを1〜2回撫でて手を止めます。
それでも拒否反応や警戒心を示さず、リラックスした状態で顔を近づけてきたり体を擦り付けてきたりした場合は、犬の同意を得たと判断し、そのまま撫でてあげましょう。
Step3.犬が喜ぶ撫で方
犬によって喜ぶ部位や撫で方は異なります。愛犬の場合はいろいろな撫で方を試しながら、好みの撫で方を見つけましょう。あまり慣れていない犬の場合は、顎の下や耳、首などの犬が一般的に撫でられると喜ぶ部位を、毛並みに沿って優しく撫でましょう。
Step4.早めに切り上げる
撫でている間も、常に犬の様子を観察してください。そして、耳を倒す・あくびをする・鼻を舐める・逃げようとするなどの嫌がるサインが見られたら、すぐに撫でるのをやめて解放しましょう。
まとめ

飼い主さんは、普段の健康チェックや病気やケガの手当てなどで、唇をめくったり足先を触ったりなど、愛犬が嫌がる部位でも触れなければなりません。そのためにも、普段から愛犬を撫でてスキンシップを図れるようにしておきましょう。
その際、大切なのは愛犬の気持ちを優先することです。普段から常に愛犬の気持ちを優先していれば、愛犬を不必要に怖がらせることもありませんし、飼い主さんも愛犬の気持ちを察しやすくなります。
時々、愛犬の気持ちを優先することを、要求をなんでも聞いてしまう「甘やかし」と混同する方がいますが、そこは間違えないように注意しましょう。

