春は、気温だけでなくさまざまなことがダイナミックに変化する季節。その変化がときとして愛犬のトラブルの原因になったりすることも。今回は犬の「毛が抜け替わる」時期に気を付けたいポイントについて獣医師の野矢雅彦先生に伺いました。
古い毛が抜けきらないとトラブルのもとに
引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
春は冬毛から夏毛に変わる換毛期です。毛量の多い犬種や長毛の犬種はとくに、このタイミングで古い毛がしっかり抜け落ちないと、毛が密な状態に。もつれや毛玉ができやすくなって皮膚トラブルにつながります。
毛の根元にもつれや毛玉ができて「体温調整機能の乱れや皮膚炎」に
毛の状態が適正な量と密度になっていれば、その毛のおかげで外気から皮膚を守り、体温調整もスムーズにできます。古い毛が抜けずにたまっていたり毛玉になっていたりすると、体温調整がうまく機能しない状態に。また通気性が悪化し、蒸れて皮膚炎になります。
毛玉を切ろうとして「皮膚の切創」

引用元:いぬのきもち投稿写真ギャラリー
毛玉は毛の根元の、皮膚のすぐ上あたりにできていることが多く、それを無理にハサミで切ろうとすると誤って皮膚も切ることが。犬を痛がらせるだけでなく、お手入れ嫌いにしてしまうかも。
