2人は再構築を選択
翌朝、実家のリビングで、私は母と向かい合った。
「友梨佳…少しはおちついた?充は奥の部屋で寝てるわ」
母の声はしずかでしたが、その瞳にはかくしきれない、悲しみと怒りが宿っていた。
「お母さん、私……。修平と話し合ってみる。さっきメッセージがきてて、修平もすごく反省している。電話でもいいから、話し合いたいってきていたの。また、一からやり直したい。おたがいにどこがわるかったか、きちんと話し合って…次は、絶対にこうならないって約束しようと思う」
「手を出されたのよ? それでもいいの?」
「私も手を出したわ。おたがいさまなの。でも、充のために、もう一度だけがんばってみたい」
こうして、修平と電話で、これまでのことと今後のことを、とことん話しあった。そして、「やり直そう」という結論がでたのだ。
しかし、私たちの「やり直したい」というねがいを、真っ向から否定したのは、意外な人物たちだった。
それは、修平の両親…つまり、「義実家」の人々だったのだ。
あとがき:夫婦のボタンのかけちがい
「うちはだいじょうぶ」と思っていても、育児や仕事のストレスがかさなると、夫婦のボタンはかけちがいやすくなるものですよね。
友梨佳の「白黒はっきりさせたい」という気持ちも、修平の未熟さも、どこか身近に感じて胸がいたみます。パトカーの赤い光が照らしたのは、かくしていた夫婦のゆがみ。ここからどう立て直していくのか…友梨佳の強さを信じたくなりますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

