猫のいる家に最適な「壁」3選
ペット用壁紙
新築やリフォームの際、お部屋全体をあらかじめガードしたい場合に最適です。これは、消臭や防カビなどの役目を持つ「機能性壁紙」の一種で、なかでも猫の爪による傷対策に特化した「表面強化壁紙」と呼ばれる素材です。一般的な壁紙よりも密度の高いビニール素材で作られているのが特徴で、表面がフィルムで強化されているため、猫の爪が食い込みにくい硬さを持っています。
傷に強いだけでなく、水分やニオイの染み込みを防ぐ機能も備わっているため、粗相や吐き戻しの掃除もスムーズに行えます。
腰壁
特に猫の爪が届きやすい壁の下半分を、重点的に守りたい場合に効果的な手法です。素材には、爪が全く立たない「プラスチックボード(樹脂パネル)」や、天然木の板、あるいは特に強度の高い「機能性壁紙」などが使われます。
業者に依頼して、傷や汚れに強い別の素材を下にだけ貼り分ける施工を行うことで、壁の耐久性が飛躍的に高まります。将来もし傷んでも「下側だけ」を張り替えれば済むため、メンテナンスの負担を大幅に抑えられるのも魅力です。新築やリフォームでの導入に最適です。
保護シート
今の壁紙の質感を生かしたり、傷を隠したりしながら、壁へのダメージを遮断する耐久性の高い厚手シートです。素材にはペットボトルなどにも使われる「PET樹脂」などが用いられ、表面がツルツルしているため爪が滑り、猫に「ここは爪をとげない場所だ」と認識させる効果があります。
フィルム素材で耐水性が非常に高く、誰でもすぐに貼ることができます。トイレ周りの汚れ、壁への爪とぎなど気になる場所のピンポイントな対策として、今の住まいでも手軽に取り入れられます。賃貸住宅の場合は、剥がせる素材を選ぶなど住まいに合わせた配慮をしましょう。
壁をキレイに保つ工夫
爪とぎ器の設置
壁で爪をとがないようにするためには、壁以上に心地よく爪をとぐことができる場所を用意することが大切です。猫が好む素材の爪とぎを、家の中の目立つ場所や通り道に設置してあげましょう。「ここで爪をといでもいい」場所が明確になれば、自然と壁への興味をそらすことができます。
足場を整える
猫が高い場所へ上り下りするとき、後ろ足で壁を強く蹴ることで爪跡が残ることがあります。近くにステップや棚を置いてスムーズに上り下りできるように整えると、壁に余計な力が加わりません。これは壁を守るだけでなく、猫の足腰への負担を減らすことにもつながります。
生活環境を整えて心を満たす
退屈やストレス、トイレへの不満が原因で、猫が壁を傷つけたり汚したりすることがあります。毎日しっかり遊んでエネルギーを発散させ、トイレを常に清潔に保つことで、不満による問題行動を防ぎましょう。

