犬の性格が突然変わってしまう原因

1.加齢による変化の影響
犬の性格が突然変わってしまうのは、加齢による変化の影響である可能性を考えることができます。
若いときは活発でやんちゃな性格、おてんばな性格であることがあります。落ち着きなく、吠えてばかりいたり、暴れてばかりいたり、遊び好きでもあるでしょう。
加齢と共に少しずつ性格的に落ち着いて感じられるようになることがあります。様々な経験を積んだことによって、警戒心や攻撃性が弱まることもあるでしょう。
また、シニア犬になると、加齢によって身体能力に衰えが見られるようになります。視覚・嗅覚・聴覚が衰えることによって、警戒心や攻撃性が高まったり、臆病になったりすることがあります。
犬の性格が突然変わってしまうのは、加齢による変化であり、自然な変化であると言えます。
2.体調不良や病気による影響
犬の性格が突然変わってしまうのは、体調不良や病気による影響である可能性を考えることができます。
穏やかで優しい性格の犬が、突然、攻撃的な性格になってしまうことがあります。飼い主にも牙を向けたり、咬みついたりすることがあります。痛みを抱えているのかもしれません。
または、元気で活発だった性格の犬が、突然、無気力になったり、弱々しくなったりすることがあります。不快感を抱えているのかもしれません。
関節炎や歯周病など、見た目には分からないことがあります。ホルモンバランスの変化は性格に影響を与えることがあります。甲状腺機能の異常では、攻撃性や不安感が高まることがあります。
3.環境の変化によるストレスの影響

犬の性格が突然変わってしまうのは、環境の変化によるストレスの影響である可能性を考えることができます。
引っ越しをしたこと、犬の家族が増えたこと、赤ちゃんの家族が増えたこと、飼い主の生活のリズムが変わったことなど、環境の変化が犬に強いストレスを与えることがあります。
大人の飼い主や家族と犬1匹の暮らしだった家庭に、子犬や赤ちゃんの家族が増えたとき、静かだった環境が急激に騒がしい環境へと変化し、不安から吠えやすくなったり、神経質になったりすることがあります。
飼い主の生活のリズムが変化した場合では、お留守番の時間が長くなったり、飼い主と過ごす時間が減ったりし、不安感が高まり、安心感を失ったりすることがあります。
4.運動不足と刺激不足による影響
犬の性格が突然変わってしまうのは、運動不足と刺激不足による影響である可能性を考えることができます。
運動が足りず、エネルギーを持て余してしまっているとき、落ち着きがなくなったり、破壊行動をしたり、無駄吠えが増えるなどすることがあります。
とくに運動量を必要とする犬種では、運動不足が性格の変化として顕著にあらわれることがあります。
天候や飼い主の都合によって外に出ることができないとき、運動不足だけでなく、刺激不足による影響が、犬の性格に変化をもたらすことがあります。
外に出たいという欲求から、脱走をしてしまうこともあるため注意が必要です。
飼い主がすべき適切な対応

愛犬の性格の変化が飼い主を困らせることがあるかもしれません。しかし、「わがまま」や「悪い犬」としてとらえるばかりではいけません。
愛犬の性格に影響を与えているものは何か、まずは探ることから始めましょう。原因が分かれば、確実に適切な対処をすることができます。
見た目には分かりづらい体調不良や病気の可能性もあるため、前回の健康診断を受けてから半年以上が経過している場合では、改めて健康状態を検査してみるのもよいと思います。

