犬が誤飲すると『危険なモノ』4選

愛犬が何かを口に含もうとして「あぶないっ!」そう思った瞬間はありませんか?実際、犬の誤飲は数多く発生しており、中には命を落としてしまう事例も…。犬が誤飲すると『危険なモノ』を、避けるべき理由とともにお伝えします。
1.ひも状のモノ
糸やひも、リボンなどのひも状のモノは誤飲の症例数も多く、命に関わる可能性もあり大変危険です。ロープ状のおもちゃや靴下、タオルといったモノも同様です。おもちゃは遊んでいる最中に、靴下やタオルは大好きな飼い主さんの匂いがついているため、狙って食べてしまうことも。
細長いひも状の異物は腸に絡まりやすく、腸閉塞を起こしてしまいます。重度の場合は、腸に穴が開いたり壊死を引き起こして、犬の命を奪うことになりかねません。
2.鋭利なモノ
焼き鳥の串やチキンの骨、針やガラスの破片といった、鋭利なモノも犬が誤飲してしまうと非常に危険です。特に美味しそうな匂いが付いている焼き鳥の串やチキンの骨は、隙をついて飲み込んでしまうかもしれません。
これら鋭利なモノを誤飲してしまうと、尖った部分が喉や食道、胃を傷つける恐れがあります。また、命に関わる腹膜炎を引き起こす危険性も十分に考えられます。
3.チョコレートやネギ類
ここまでは消化器官を傷つけたり、腸閉塞を引き起こすなど、誤飲すると『物理的に危険なモノ』をご紹介しましたが、次に『中毒を引き起こす危険なモノ』についてお伝えします。
まずはチョコレートやネギ類です。犬にとってNGであることをご存じの飼い主さんも多いと思いますが、これらは死亡例も多く、小型犬はチョコレートでは板チョコ1枚、ネギ類は50g程度で死の危険性があります。
犬にとってNGな食べ物はほかにも、ぶどう、キシリトール、アボカドなどが挙げられます。うっかり落として食べられてしまった…ということのないよう、十分に気を付ける必要があります。
4.人間の医薬品
人間と犬とで共通して処方される薬もありますが、種類によっては犬にとって危険な薬も少なくありません。犬に危険な薬の代表例が、人間の風邪薬や解熱鎮痛剤として一般的に使用されている、アセトアミノフェンやロキソプロフェンです。
人間用の1錠は、体の小さな犬にとっては数倍から数十倍の致死量に相当することがあり、そもそもの体の仕組みも違うため、人間用の薬を誤飲することは非常に危険なのです。
愛犬が誤飲…緊急時の応急処置とは?

もしも愛犬が危険なモノを誤飲してしまったら、どういった対応を取るべきなのでしょうか。緊急時の応急処置として、以下の手順が非常に重要となります。
慌てず冷静になる 誤飲の状況を確認する 動物病院へ連絡する 無理に吐かせない飼い主さんがパニックになると犬も興奮し状況が悪化します。深呼吸をして落ち着きましょう。その後は、『いつ・何を・どのくらい』誤飲したのかを確認します。飲み込んだものと同じものや、吐いたものがあれば病院へ持参する必要があるため、捨てずに保管しておきます。
続いて動物病院への連絡です。たとえ目に見える症状がなくても必ず連絡をし、誤飲の状況を伝えたのち指示を仰ぎます。誤飲したものが便に出るまで待つかどうかは獣医師の判断によります。
飲み込んだものを吐かせようとするのは絶対にNGです。食道や胃を傷つける可能性があるため、非常に危険な行為です。

