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【闘病】「ただの口内炎」が一転、『舌がん』に。消えない再発の恐怖と闘う40代母

【闘病】「ただの口内炎」が一転、『舌がん』に。消えない再発の恐怖と闘う40代母

モチベーションは「SnowManのコンサートに行く!」

モチベーションは「SnowManのコンサートに行く!」

編集部

家族の存在は、闘病中の支えになりましたか?

hinakakaさん

はい。実は、私の両親は共にがんを患ったことがあり、母親はがんが原因で亡くなっています。そういった経緯もあり、隣県に住んでいる兄夫婦が「がんと診断されて落ち込んでいるんじゃないか」と心配し、すぐに飛んできてくれました。治療の流れがスムーズで比較的ポジティブだったことを報告したら、二人共安心してくれましたね。兄には「あなたもがんにかかるリスクがとても高いはずだから、しっかりと健康診断を受けるように」と伝えました。

編集部

つらい治療を乗り切るためのモチベーションは何でしたか?

hinakakaさん

放射線治療の際、担当の放射線技師が「好きな音楽はありますか?」と聞いてくれ、SnowManがとても好きなことを伝えました。すると、別の技師が「私もなんです!」と言ってCDを準備してくれ、準備と照射を含めた30分程度の治療時間中、ずっとアルバムの曲を流してくれたんです。「早く良くなってコンサートに行くんだ!」という思いが、治療の大きなモチベーションになりました。

編集部

病気の前後で、自身の生活や心境に変化はありましたか?

hinakakaさん

なるべく野菜を食べ、運動するようになりました。また、好きだった神社仏閣巡りにさらに力を入れるようになり、「生かしてもらっていることに感謝をする」ことが少し増えた気がします。現在の体調は問題なく、2カ月に一度の受診と半年ごとの造影CTで経過観察をしながら、フルタイムで働いています。ただ、マインド的には「大丈夫」とは言えません。すでに一度再発していることもあり、再発の不安は常に付きまとっています。

編集部

これまでの治療を通じて、医療機関へ期待したいこと、望むことはありますか?

hinakakaさん

今回対応してくれた医療従事者のほとんどは、細かいことに気を配り優しい対応をしてくれました。しかし、こちらの気持ちが沈みがちなこともあり、ささいな言動で落ち込んでしまうこともありました。がんが不治の病という感覚は過去のものになりつつあります。それでもやはり、「命の期限・死」を感じざるを得ない病気です。たとえ何げない発言であっても、気に病んでしまうことがあるため、「相手をおもんぱかる」ことが重要だと思います。

編集部

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

hinakakaさん

がんは誰でもなる可能性がある病気です。何か症状が長引くときには「大したことはないだろう」と思うのではなく、早めに受診することが大事だと思います。 舌がんに関しては、「治りにくい口内炎は本当に危険!」と声を大にして言いたいです。気になる症状のある人は、先延ばしせずにきちんと受診しましょう。

編集後記

「ただの口内炎だろう」と軽視されがちな症状が、実は命に関わる重大なサインであることもあります。hinakakaさんの経験は、がんの早期発見には「自分の体の変化に気付くこと」「少しでもおかしいと思ったら自己判断せず受診すること」がいかに重要かを教えてくれます。がん治療による身体的・精神的な負担、そして再発の恐怖は決して小さくありません。しかし、「またコンサートに行く」という希望を胸に、前を向いて日々を生きるその姿は、病と向き合う多くの人に勇気を与えてくれるでしょう。

本稿には特定の医薬品、医療機器についての記述がありますが、情報提供のみを目的としたものであり、医療上の助言や販売促進などを目的とするものではありません。

なお、メディカルドックでは病気の認知拡大や定期検診の重要性を伝えるため、闘病者の方の声を募集しております。皆さまからのご応募お待ちしております。

手塚 充樹

記事監修歯科医師:
手塚 充樹(ヘルシーライフデンタルクリニック)
※先生は記事を監修した歯科医師であり、闘病者の担当医ではありません。

配信元: Medical DOC

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