私の妹夫婦は、甥が成人してから離婚を決意しました。甥は思春期のころには、両親の関係が冷めきっていることに気づいていたそうです。仮面夫婦とまではいかなくても、家族としての会話はそれなりにあったようです。ただ、一緒に暮らす家族だからこそ、微妙な変化を感じ取っていたのかもしれません。そんな甥から、私は思いがけないひと言を言われたのです。
妻が家事をするのは当たり前
妹は出産後もフルタイムで働いていました。朝早く起きて家のことや子どもたちの準備を済ませてから職場へ向かい、仕事が終わると食料品を買って帰宅し、夕飯を作る。そんな毎日を、妹は当たり前だと思っていたそうです。
妹の夫は家事にあまり協力的ではなく、「家のことは妻がするもの」という考えが強かったようです。4人の子どもに恵まれた妹は、仕事に子育てにと、本当によく頑張っていました。
少しずつ募った不満
最初はそれが当たり前だと思っていた妹ですが、周りのママ友たちから家庭の話を聞くうちに、「どうして自分の夫は家事を手伝ってくれないのだろう」と少しずつ不満を感じるようになったそうです。
4人の子どもを育てるだけでも大変です。せめてゴミ出しなど、夫にもできる範囲で協力してほしかったのだと思います。
結局、妹は子どもたちが成人してから離婚しました。子どもたちが大人になったことで、「これからは自分の人生を大切にしたい」と考えるようになったそうです。

