現在放送中の連続ドラマ「時すでにおスシ!?」(TBS系)で、永作博美演じるヒロイン待山みなとの奮闘を彩る個性豊かなキャラクターの中でも、ひときわ強い存在感を放っているのが、杏花演じるスーパー店員・愛華だ。5日に放送された第5話では、そんな愛華の“素性”が明らかになり、多くのドラマファンを沸かせた。杏花といえば、昨年10月期に同枠で放送された「じゃあ、あんたが作ってみろよ」にも出演。主人公の後輩・南川あみな役を演じ、サバサバした令和世代のキャラクターで視聴者に強い印象を残した。今作でも、夢を追う“イマドキ女子”をエネルギッシュに演じ、物語に華を添えている。
「時すでにおスシ!?」とは
「マイダイアリー」「わたしの一番最悪なともだち」などの作品で知られる兵藤るりさんが手がけるオリジナルストーリーの連ドラ。14年前に夫を不慮の事故で亡くした50歳のみなとが、女手一つで育てた一人息子が社会人となった節目で「鮨アカデミー」に入学し、職人の道を目指して奮闘する姿を描く
愛華(杏花)の口から「ざけんなよ!」
愛華は、みなとが働くスーパー「ふくとく」のアルバイト店員。音楽の夢を追いながらアルバイトをしている個性派女子で、デビューを目指してバンド活動に勤しんでいるが、チャンスをつかめず、将来について悩み始めている。
第5話でもそんな愛華の魅力が爆発するシーンがあった。スーパー「ふくとく」で、みなとが休憩のため、鮮魚担当の沼田大(男性ブランコ・平井まさあき)と一緒に事務室に入ろうとすると、中で愛華が激昂しながら電話で話していた。「はあ? いや、だから、やだって! 勝手に就職先決めんなよ! いや、もういい。私から一言、ふざけんなよ! じゃあね、バイバイ」。そうまくし立て、一方的に電話を切った愛華は、事務所の入り口で呆気にとられているみなとと沼田に気づき、気まずそうな表情を浮かべた。みなとが「どうしたの?」と心配すると、ゴールデンウイーク(GW)に実家に帰省したところ、音楽で食べていけていないことが知られてしまい、「あと1年で売れなかったら、(バンドの)キッズウォーは解散しろ(と言われた)」と肩を落とした。
愛華が所属するバンド「キッズウォー」から思い出されるのが、同局で放送された連ドラ「キッズウォー ~ざけんなよ~」。1999年から2003年にかけて、連ドラが5本、SPドラマ3本が放送された昼ドラの人気作だ。再婚した夫婦とその連れ子たちが、性格や育ちの異なる互いの家族とぶつかり、悩みながら、次第に1つの家族として成長していくさまを描いたホームドラマで、第3シーズン以降、主人公に「昇格」した正義感あふれる少女・中西茜役を子役時代の井上真央が好演し、話題を呼んだ。井上の出世作としても知られる。茜といえば、髪を高い位置でくくったツインテールが特徴的で、決めゼリフは、タイトルにも入っている「ざけんなよ!」。この日の愛華の格好と言動に、当時の茜を思い出すドラマファンは多く、SNSに
「バンド名がキッズウォー(爆)」
「『ざけんなよ!』は確信犯w」
「キッズ・ウォー? もしかして愛華ちゃんの髪型は…」
「井上真央のオマージュなのか…」
「既視感あると思ったら、茜もそういう髪型だったよね」
「髪型気になってたけど、キッズ・ウォー意識してたのね笑」
「視聴者層がキッズウォー通じる世代だってわかってるよね」
といったコメントがズラリと並んだ。
また、
「愛華は『secret base~君がくれたもの~』歌ってる?」
「い~の~ちのかぎり~♪ って歌ってんのかな」
など、各シーズンの主題歌を愛華たちが演奏しているのではないかと想像をめぐらす人もいた。
この日の場面は強く印象に残ったものの、サイドストーリー的な位置づけだったため、
「南川あみなより出番が少ないな。もうちょい出るといいな」
と期待する視聴者もいた。

