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「意味がわからない」太鼓の達人にヤスリがけ、ゲーセン警告にネット騒然…なぜ削るのか?ゲーマーに聞いた

「意味がわからない」太鼓の達人にヤスリがけ、ゲーセン警告にネット騒然…なぜ削るのか?ゲーマーに聞いた

●「叩きやすさ」を求めて? ゲーマーが語る実態

「太鼓の達人」を長年プレーするゲーマーのKさんは、弁護士ドットコムニュースの取材に、次のように説明する。

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「太鼓の達人」では、太鼓の面と縁の2カ所をバチで叩くことによって、ゲームを進めていく。広い面を叩くと「どん」と鳴る。縁(ふち)の部分を叩くと「かっ」と鳴る。

Kさんによると、「太鼓の白い面にヤスリがけをする。ヤスリがけをして面を薄くすることで、バチの打撃への反応が向上しやすくなる」という。

また、「白い面の下が木になっていて、白い面を薄くすれば、その木の反発を強く感じられる」とのこと。

ゲーマーの中には、自前の「マイバチ」を持参する人も少なくなく、操作性や反応速度を重視していることがうかがえる。

Kさんはこれまで、高得点を狙うために、ヤスリがけをしているゲーマーを見たことはないというが、以前からヤスリがけをするゲーマーの存在は知られていたようだ。

●法的にはどう評価される?

では、ゲームセンターの「太鼓の達人」に無断でヤスリをかける行為は、どんな法的問題があるのだろうか。

まず、太鼓の白い面を削る行為については、刑法上はなかなか評価が難しい。

物を物理的に壊さなくても効用を害すれば、器物損壊罪が成立する可能性があるが、影響が軽微な場合は否定されることもある。削られ方次第といえるだろう。

また、業務妨害罪も、白い面がかなり削られてしまい、早期に交換しなければならないなど、業務に支障が出るほどのものでなければ、成立は難しいと考えられる。

一方、民事面では、店舗は施設管理権に基づき、迷惑客を出入禁止にできる。

それでも入店してきた客には退去を命じることができ、応じなければ不退去罪が成立する可能性もある(刑法130条後段)。

さらに太鼓の面の交換費用などの実損が立証できれば、不法行為(民法709条)に基づき損害賠償を請求することも可能と考えられる。

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