特効薬は存在しない?『りんご病の治療法』はご存知ですか?3つの対処法を解説!

特効薬は存在しない?『りんご病の治療法』はご存知ですか?3つの対処法を解説!

りんご病の自宅での対処法と過ごし方

りんご病の自宅での対処法と過ごし方

りんご病と診断されたら登園・登校は何日程度控えるべきですか?

りんご病と診断されても、発疹が出る頃には感染力はほとんどなく、文部科学省の出席停止基準でも登園・登校を控える必要はないとされています。ただし、発熱や全身倦怠感が強い場合は安静が必要です。

りんご病と診断された場合に気を付けることを教えてください

りんご病と診断されたら、感染した本人の体調管理だけでなく、家庭内や周囲への配慮も重要です。具体的には、以下のようなポイントに注意しましょう。

症状の経過を観察する
症状が長引く場合や悪化する場合には、合併症やほかの疾患を発症している可能性があります。療養中は症状の経過を観察して、異変を感じたら医療機関を再度受診しましょう。

家族や周囲の人への感染リスクに配慮する
りんご病は、発疹が出ている段階では感染力がなくなっている可能性が高いです。しかし、周りに妊娠している方や基礎疾患のある方がいる場合は、念のため接触を避けましょう。すでに接触していた場合には、状況を医師に相談して適切な対応を確認してください。

りんご病の子どもを看病するときのポイントを教えてください

りんご病は、多くの場合軽症で自然に治癒しますが、子どもがゆっくりと療養できる環境づくりが大切です。看病の際には、以下のようなケアを意識しましょう。

体調に合わせて休養をとらせる
発疹があるだけで元気な場合は、普段どおり過ごしてかまいません。ただし、熱や倦怠感があるときは、無理をせず静かな環境でゆっくり休養をとらせましょう。

かゆみや発疹のケアを行う
発疹によるかゆみがある場合は、保湿剤やかゆみ止めの軟膏を塗布しましょう。また、涼しい服装を選んだり、汗を早めにふき取ったりするなど生活環境を整えることも効果的です。子どもが皮膚をかいて傷つけないように、爪を短く切っておくのもよいでしょう。
りんご病の発疹は、いったん消えた後に再び現れることがあります。このようなケースでは他者への感染力はほぼないため、慌てずに対応しましょう。

水分と栄養をこまめにとる
発熱時は食欲が落ちることがあります。そのような場合はおかゆやうどん、バナナなど、食べやすく消化のよいものを少しずつ与えて体力の回復をサポートしましょう。また、脱水症の予防のためにこまめな水分補給を意識することも大切です。経口補水液や麦茶、スープなど、子どもが飲みやすいものを用意してあげるとよいでしょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

りんご病は、多くの場合は軽症で自然に回復しますが、妊娠中の方や基礎疾患を持つ方が感染した場合は、重篤な合併症につながる可能性があるため注意が必要です。
治療は特効薬がないため、症状に応じた対症療法と家庭での安静が基本となります。感染に気付かず周囲に広げてしまうリスクがある点も含め、正しい知識をもって冷静に対応することが大切です。特に子どもの場合は、体調に合わせた看病や保湿ケアなど、日常的なサポートが回復を助けます。また、身近に妊娠中の方や基礎疾患のある方がいる場合には、慎重な配慮も忘れずに行いましょう。万が一症状が長引いたり悪化する場合は、自己判断を避け、早めに医療機関を受診することが、重症化の予防につながります。

参考文献

東邦大学医療センター大森病院産婦人科

公益財団法人日本学校保健会学校において予防すべき感染症の解説

国立健康危機管理研究機構感染症情報提供サイト

厚生労働省伝染性紅斑

東京都感染症情報センター伝染性紅斑

配信元: Medical DOC

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