
消火栓標識は4月9日(木)、プロレスラー近藤修司選手を応援する「推し活看板」を、ファンの提供により都内3カ所の消火栓標識に設置した。
個人が推し活のために協賛枠を活用するのは、創業70年の歴史上初めてのこと。設置当日は近藤選手本人も足を運び、記念すべき日となった。
推し活が示す「消火栓標識」協賛枠の新たな活用可能性

「消火栓標識」とは、火災の際に速やかに水を供給できるよう、地下にある「消火栓」の位置を示す標識。
消火栓標識は全国に約12万本あり、主に民間企業によって維持管理され、その費用は「赤い円形の表示板」の下にある横長の協賛枠による看板利用料で賄われている。
消火栓標識の設置と適切な管理は地域防災に直結するが、協賛枠の存在自体の認知度が低く、利用拡大が課題となっている。こうした中、今回の「推し活」による個人利用は、協賛枠の新たな活用の可能性を示す事例となった。
応援看板で地域防災と推し活の両立を実現
消火栓標識の協賛枠は、そのほとんどが企業の出稿だが、実は企業だけでなく個人でも利用できる。看板利用料は消火栓標識の維持管理費に充てられるため、看板を出すこと自体が地域の防災インフラを支える社会貢献活動となる。

今回の事例では、近藤修司選手のファンが、選手のデビュー25周年を記念して協賛枠を活用した。応援メッセージの他、試合中に撮影した思い出深い写真やイラストを元にした記念ビジュアルがデザインされている。

消火栓標識では、プロスポーツチームとの「消火栓標識パートナーシップ制度」に加え、今回のような個人による「推し活看板」としての活用も歓迎している。推し活を通じて、防災意識の向上と消火栓標識の認知拡大を目指していく。
