厚労省の調査結果への受け止めは?
編集部
厚労省の調査結果と呼びかけへの見解を教えてください。
伊藤先生
今回の調査結果は、市販薬のODが若年世代を中心に広がっていることを示しており、重く受け止める必要があります。市販薬は入手しやすいため危険性が見えにくい一方、過量服用すると意識障害、けいれん、不整脈、呼吸抑制、肝障害など、命に関わる状態を招くことがあります。また、ODの背景には、不安や抑うつ、孤独、家庭・学校・職場でのストレスなどが隠れていることも少なくありません。大切なのは、本人を責めるのではなく、「なぜ大量に飲まざるをえなかったのか」に目を向け、早めに医療機関や相談窓口につなげることです。
編集部まとめ
ODには「違法ではない市販薬だから大丈夫」と思い込むことで、危険性が見えにくくなる問題が潜んでいます。ODすることでつらさを和らげたい気持ちの背景には、心の負担や孤独が隠れていることもあります。自分を責めず、早めに誰かへ助けを求めることが大切です。薬は正しく使い、心や体がつらいときほど一人で抱え込まず、身近な人や専門家に相談しましょう。
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