いざ、激辛を堪能! のはずが
少し待ったあと、いよいよラーメンが運ばれてきました。
真っ赤なスープに、私は「これこれ!」と胸を高鳴らせます。さっそく一口すすってみることに。
「……あれ?」
もう一度、私はラーメンを口に運びましたが、やっぱり何か違う気が。
というのもこのラーメン、噂で聞いていたよりも辛みを感じなかったからです。
ラーメン自体はとても美味しく、ほんのり辛みも感じました。ただ、“激辛”を期待していた私にとっては正直物足りない辛さ。
「美味しい。だけど、もっと辛かったらよかった」
私はそう残念に思ったのでした。
店員さんの言葉にびっくり
会計に行くと、先ほどの店員さんがいました。
彼は私の伝票を受け取りながら、「辛いのちょっぴりにしといたよ。ナイスでしょ?」と言い、親指を立ててにっこり。
彼の言葉を聞いて、私はすべてを理解しました。
どうやらあのラーメン、店員さんの配慮によって通常より辛みがだいぶ抑えられていたようなのです。
たしかに、これまでに行った激辛グルメのお店で、辛さのあまり食べきれず残す人を見たことも。
なので、お店側が「残されるよりは、食べきれる味付けに」と考える気持ちも分かります。
「“か弱そう”な私には、食べられないと思ったのかも」
気遣ってくれた気持ちは嬉しいのですが、やっぱり激辛を食べてみたかった……。
次は「辛いの得意」と、しっかり伝えてみようと思います。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

