日本マクドナルドは8日、人気キャラクター「ちいかわ」とコラボレーションしたハッピーセットを15日から全国の店舗で期間限定販売すると発表した。今回は昨年の爆発的な人気とそれに伴う混乱を教訓に、発売初日などの特定日にマクドナルド公式アプリで配布する「購入券」を必須とする異例の制限を設ける。SNSでは早くも「今年こそ子供が買えるように」「争奪戦の予感しかしない」と大きな反響を呼んでいる。
今回のハッピーセット「ちいかわ」は、ちいかわたちがマクドナルドのマネージャーやクルーに扮した3Dフィギュアのペンシルトッパー全8種類が付いてくる。さらに、マクドナルドの商品が動物や恐竜に変身する「へんしん!マクドナルドロボ」や、人気絵本「スイミー」のシールブックなども同時にラインアップされる。
注目すべきは、5月15日と29日の販売方法だ。この2日間はマクドナルド公式アプリで配布される「購入券」を持つ人のみに販売が限定され、朝マック・レギュラー時間帯それぞれで1人4セットまでの制限も設けられる。さらに、この期間はデリバリーサービスの受付を一部停止するなど、実店舗での混乱回避に向けた多角的な対策が講じられた。
この日、大手フリマサイトのメルカリやYahoo!フリマもマクドナルドのリリースを受け、ハッピーセット「ちいかわ」のペンシルトッパーを、発売日から一定の期間での出品禁止とする方針を発表。期間中は、ユーザーへの注意喚起や出品監視、削除対応を実施し、繰り返し出品するユーザーには利用制限を含む厳格な対処を行うとしている。
昨年の“雪辱”なるか?
背景には、2025年5月に実施された前回のコラボでの苦い経験がある。当時は発売からわずか3日で多くの店舗が「早期終了」となり、SNSでは「本当に欲しい子供に届かない」という悲鳴が上がった。また、おもちゃだけを抜き取り食事を放置する「大量廃棄問題」や、フリマアプリでの高額転売が社会問題化。ファンからは「アンハッピーセット」という厳しい言葉も飛び交う事態となった。
今回の発表を受け、Xには
「大きな改善、称賛を受ける」
「今回は対策も強化されてるみたいだし、かなり注目度高そう」
といった歓喜の声が上がる一方で、昨年の教訓を忘れないファンからは現実的な意見も多く寄せられている。
「ちゃんと均等分配してくれよ?」
「ポケカの失敗を反省して対策してるかを日本中のちいかわファンが見てるけど大丈夫かな」
「大人に売らなくていいから、子供喜ばせてやってよ」
「店内で食べ終わった人限定にすれば良いのに」
といった、公平な販売とマナー遵守を求める声が相次いでいる。
同社は公式サイトで「転売または再販売その他営利を目的としたご購入はご遠慮ください」と強く呼びかけており、キャラクター人気と消費者のモラルが問われる1カ月となりそうだ。

