事務のパートとして働いていたころ、職場にはパート社員にだけ厳しく当たる課長がいました。少しのミスでも大きくため息をつかれ、嫌みのように聞こえる言葉を向けられることもあり、そのたびに気持ちは沈みました。それでも、家計のためと思って働き続けていたのです。そんなある日、これまで抱えてきた悔しさやもやもやが、一気に晴れる出来事が起こりました。
パート社員にだけ厳しい課長
私の職場にいた課長は、特にパート社員に対して強い口調で接することが多い人でした。少しのミスでも大きなため息をつき、「主婦は責任感がない」といった言葉を口にすることもあり、私はそのたびに悔しい思いをしていました。
反論したい気持ちがあっても、波風を立てたくないという思いもあり、日々ぐっとこらえて仕事を続けていました。
締め切り直前に起きた職場のざわつき
ある日、課長が担当していた重要な資料の締め切りが迫っていたにもかかわらず、本人は外回りから戻らず、必要なデータも共有されていませんでした。
そのうち、部長から私のところにも「資料はまだか」と問い合わせが入り、社内がざわつき始めました。どうしたらいいのかと思いながら課長のデスクを確認すると、USBメモリーの中に必要なデータが入っているのを見つけました。私は迷いましたが、状況を考えて課長に留守番電話にメッセージを入れた上で、急いで資料を仕上げ、部長に提出しました。

