猫がストレスを感じているサイン
猫は言葉で不調を伝えられない代わりに、行動や体調に異変を見せることで、ストレスを感じていることを私たちに教えてくれます。
例えば、以前よりも急に家中を走り回る「真空行動」が増えたり、逆に家具の裏などに隠れてずっと出てこなくなったりする場合は注意が必要です。
また、過剰なグルーミング(毛づくろい)によって、同じ場所ばかり舐めて毛が抜けてしまうことも代表的なサインです。
さらに、トイレ以外でおしっこをしてしまう、食欲が極端に落ちる、攻撃的になって飼い主を噛むといった変化も見られます。こうしたサインにいち早く気づき、何が原因で嫌がっているのかを探ってあげることが飼い主の重要な役割です。
ストレスを放置するリスク
猫のストレスを「そのうち慣れるだろう」と放置してしまうと、心だけでなく体にも深刻な影響を及ぼす恐れがあります。
特に多いのが、ストレスが原因で発症する「特発性膀胱炎」などの泌尿器系の病気です。これらは痛みを伴います。
また、慢性的なストレスは免疫力を低下させ、風邪を引きやすくなったり、皮膚病が治りにくくなったりすることも。
精神面でも、常に怯えて暮らすことで性格が臆病になったり、逆にフラストレーションが溜まって凶暴化したりと、飼い主との良好な関係が壊れてしまう可能性もあります。猫の心身の健康を守るためには、ストレスを早期に解消することが不可欠です。

