スーパーでパートとして10年以上働いてきた私は、売り場の流れや作業の進め方について、それなりに経験を積んできたつもりでした。けれど、数年前に異動してきた年下の男性社員Aさんからは、たびたび見下したように受け取れる言葉を投げかけられるようになり、心の中に小さな引っかかりが積み重なっていきました。
人前での指摘が続き、気持ちが沈んでいた
年下の男性社員Aさんから人前で否定されるたびに、言い返したい気持ちはありましたが、職場の空気を乱したくなくて、飲み込むことのほうが多かったです。Aさんは作業のたびに「そのやり方、古いですよ」「もう少し柔軟に考えたほうがいいんじゃないですか」といった言葉を口にしていました。
言い方そのものは強い叱責ではなかったとしても、人前で何度もそうした言葉を向けられると、自分の仕事の進め方まで否定されているような気持ちになります。長く勤めてきたことへの自負がある分、私は正直、かなりモヤモヤしていました。
棚卸し作業で起きた思わぬ混乱
ある日、棚卸し作業の際にトラブルが起きました。Aさんが指示した方法で進めたところ、在庫数が合わなくなり、売り場が混乱してしまったのです。
私自身も状況を整理しようとしていたのですが、その場でAさんは「確認が足りなかったんじゃないですか」と言い、私に原因があるかのような言い方をしました。また私のせいにされるのだろうか――そう感じた瞬間、悔しさはありましたが、ここで感情的になっても、状況は変わらないと思いました。

