
前菜やおつまみにぴったりな爽やかな味わいが魅力のマリネ。お店やお惣菜でもよく見かけますよね。そんな身近なマリネの知識を深めれば、いつもの食材がもっとおいしくなり、日々の料理がぐっと楽しくなりますよ。ここでは、マリネの基本知識や、食材をおいしくする効果、似ている料理との違いを詳しくご紹介します。
マリネとは?その魅力と語源を解説
マリネとは、肉、魚、野菜などの食材を「マリネ液」と呼ばれる調味液に漬け込む調理法、またはその料理自体のことを指します。マリネの語源とマリネ液の基本
マリネの語源はフランス語の「marin(マリン)」(海の、という意味)から派生した言葉だと考えられています。もともとは、食材を海水に漬ける調理方法や保存方法が原点だったと言われています。
現代のマリネ液(マリナードとも呼ばれます)は、主に酢、油、レモン汁、ワイン、塩水などをベースに作られます。さらに、風味を良くするためにハーブや香辛料、調味料などが加えられることもあります。

食材がグンとおいしくなる!マリネの目的と効果
マリネを行う主な目的は、食材に風味をつけたり、下味をつけたりすることです。また、食材の食感をやわらかくする効果もあります。
マリネは、調理方法と料理名の2つの意味で使われます。
■調理方法としてのマリネ:
鶏肉をマリネ液に浸してからソテーしたり、牛肉を赤ワインなどに漬け込んでから煮込むなど、下ごしらえの工程を指します。
■料理名としてのマリネ:
サーモンのマリネやトマトのマリネのように、食材をマリネ液に漬け込んでそのまま食べる料理を指します。前菜によく用いられ、さっぱりとした風味が特徴です。
生の食材を漬け込む方法のほかにも、南蛮漬けのように食材を揚げたり焼いたりして加熱してから漬け込む方法もマリネの一種とされています。
※生ものをマリネする場合は、必ず冷蔵庫で保管し、当日中にお召し上がりください。または、漬け込み後は十分に加熱調理してください。
マリネにおすすめの食材
肉、魚介類、野菜など、ほとんどの食材がマリネに適しており、工夫次第で幅広いアレンジを楽しめます。
■魚介類:
サーモン、ニシン、えび、たこ、いか、ホタテなど定番の食材。
■肉類:
ゆでた鶏肉や唐揚げ、生ハムなど。

■野菜:
トマト、きゅうり、かぶ、パプリカ、たまねぎ、セロリ、なす、アボカド、きのこなど。
マリネ液に使用する材料をアレンジすれば、風味も簡単に変えられます。オリーブ油をごま油に変えれば和風や中華風に、酢をレモン汁やりんご酢、白ワインビネガーに変えるだけでもまた違った風味を楽しめます。

