日本コカ・コーラが展開するコーヒーブランド「ジョージア」公式Xによる投稿が注目を集め、波紋を呼んでいる。
同アカウントでは11日、「お知らせ」として「一部の自動販売機で『ジョージア ブラック 500ml PET』の製品見本と、実際の製品表記が異なるケースが確認されています」と報告した。本来、「コーヒー飲料」と記載しなければならないところ、一部の製品見本では「コーヒー」という表記になっているという。対応については「本製品は3月のリニューアルにより『コーヒー飲料』となっており、現在、製品見本の差し替えの徹底を進めています」としている。
この投稿に対し、ネットユーザーからは
「飲料」に変えた時点で別の商品なのだから別物として売るべき
優良誤認じゃないの?
まずは「コーヒー飲料にします」を周知してからやるべきではなかったのかな?
あくまでお知らせであってお詫びではないんだ
ジョージア、味が薄くなったと思ったらそういうことか
といった反応が寄せられ、波紋が広がっている。
「コーヒー」と「コーヒー飲料」の規格の違い
問題となっている「コーヒー」と「コーヒー飲料」の表記の違いだが、事業者団体が設定する「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約」という自主ルールがあり、コーヒー豆の使用量によって3種類に分類される。
まず、コーヒー豆の使用量が最も多いものが「コーヒー」規格となり、内容量100g中にコーヒー生豆を5g以上使用している製品を指す。
一方、内容量100g中のコーヒー生豆が2.5g以上、5g未満の製品は「コーヒー飲料」に該当する。
また、内容量100g中のコーヒー生豆が1g以上、2.5g未満の製品は「コーヒー入り清涼飲料」という規格となる。カフェインレスコーヒーなどがこれにあたる。
なお、カフェオレなど乳成分の入った飲料は、乳固形分を3.0%以上含む場合、「乳飲料」となる。
SNSでの指摘が公式を動かしたか
11日、公式アカウントからアナウンスがあったことで話題になったこの問題だが、今月7日にはあるXユーザーが自動販売機の製品見本と実際に出てきた商品を比較した写真を投稿していた。このポストは拡散し、「コーヒーとコーヒー飲料は違う」「騙された気分になる」「ステルス値上げの類いだけど、コレはアカン」などと意見が噴出。規格変更を伴うリニューアルに際して、周知が十分になされていなかったことも、消費者の信頼を揺るがす大きな火種となったといえそうだ。

